【白山大賞典2021最終見解】軸馬は人気のJRA勢からで正解か!?混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?

【白山大賞典2021最終見解】軸馬は人気のJRA勢からで正解か!?混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?

9月22日(水)、金沢競馬場にて【白山大賞典】が開催されます。金沢唯一のダートグレードレース。JRAから5頭、愛知から2頭、南関から1頭を迎えての一戦。またこのレースは上位人気馬が中心で、2011~2020年の過去10年間で6番人気以下は馬券に絡んでなく、すべて5番人気以内での決着。今年も堅くなりそうな雰囲気しかないですが…それでも地方馬の意地を見せるのか?また、一矢報いる穴馬はいるのか?も気になるところです。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【白山大賞典各馬見解】

2021年9月22日(水)
金沢競馬8レース(16時15分発走) 
第41回白山大賞典(JpnⅢ) 
金沢ダート2100m 3歳以上別定量

今年の出走馬は12頭。出走馬はこちら

過去の【白山大賞典】のデータについては、ダートグレード競走特設サイトがわかりやすいので、こちらを参照していただければと思います。

コインチェック

メイショウオオゼキ

(セ11歳 父ハーツクライ・母トランクイルデイズ)

前走:秋刀魚特別6着(名古屋ダート1400m:1分32秒5)

ダートグレード競走に常に出ているイメージのタフな馬。前走1400mを走ったと思えば、今回2100m。チャレンジ精神には敬意を表したいが、とにかく無事にゴールしてくれれば御の字。馬券は見送りで。

ヴェンジェンス

(牡8歳 父カジノドライヴ・母スペシャルクイン)

前走:エルムステークス7着(函館ダート1700m:1分45秒6)

意外にも地方でのレースはこれがはじめて。実績は十分な馬だが、この点だけは引っかかる。2000mを超えるレースも今回が初めてで、コーナーが多いコースで崩れやすいことは前走エルムステークスでも証明済み。流石にこれらのマイナス要素を上回るだけの強調材料は見当たらない。

エイシンレーザー

(牡6歳 父エイシンフラッシュ・母エーシンアマテラス)

前走:北國王冠3着(金沢ダート2000m:2分10秒0)

末脚鋭い馬で、脚質の割には安定感がある成績を残している。金沢の中長距離路線でも実績を残しており、コース適性上はメンバー中上位。ただ、メンバーレベルが大幅に上がるので、ここは見送りたい。

スワーヴアラミス

(牡6歳 父ハーツクライ・母ベイトゥベイ)

前走:エルムステークス1着(函館ダート1700m:1分44秒5)

目下2連勝と勢いに乗る。この馬も地方のダートは初になるだけに、砂が深くて独特な金沢コースをこなせるかどうかがポイント。距離も未知数ではあるが、ヴェンジェンスと違い、こちらは小回りのダートはむしろ得意な方。スタートから前にうまく取りついて、馬場をこなせれば上位争い必死。

ティモシーブルー

(牡7歳 父シンボリクリスエス・母トゥルーゴールド)

前走:成巽閣庭園特別3着(金沢ダート1700m:1分49秒5)

金沢A1クラスの常連馬。地元馬同士ならば上位争いにも顔をのぞかせておかしくはない1頭だが、さすがにここはメンバーがそろった。馬券的には見送りで問題ない。

マスターフェンサー

(牡5歳 父ジャスタウェイ・母セクシーザムライ)

前走:クラスターカップ1着(盛岡ダート2000m:2分05秒7)

昨年の勝ち馬で、前走マーキュリーカップも完勝。地方の2000m以上のレースでは非常に安定した走りを見せており、昨年より3キロ増の58キロでも問題なさそう。去年と同じローテーションなのも魅力。ただ、馬体重の変動が大きい馬なので、当日の馬体重には注目する必要はある。

メイショウカズサ

(牡4歳 父カジノドライヴ・母プレシャスエルフ)

前走:阿蘇ステークス6着(小倉ダート1700m:1分44秒3)

小倉で行われた前々走1700mのプロキオンステークスを見事に勝利。ただ、前走の阿蘇ステークスでは6着に敗れている。馬場状態の影響があったとはいえ、やはり大きい要素は斤量。今回58キロから55キロになり、鞍上は今年の地方ダートグレードレースで無双状態の川田騎手。一変があっても不思議はない。

ミューチャリー

(牡5歳 父パイロ・母ゴッドビラブドミー)

前走:帝王賞4着(大井ダート2000m:2分03秒8)

この馬の取捨選択が今回最も難しい。間違いなく実績、距離適性はあるが、初の遠征で乗り替わり。明らかに秋のJBCに向けた試走になる。斤量54キロは魅力だが、前が崩れる展開になったとしても、直線が短い金沢コースはこの馬向きではない。吉原騎手次第か。

マイネルキラメキ

(牡6歳 父ステイゴールド・母マイネトゥインクル)

前走:アイオライトオープン9着(名古屋ダート1400m:1分31秒5)

高知C1クラスから名古屋に転入してオープン戦で2戦連続大敗。このレベル感でこのメンバー相手に太刀打ちするのは流石に酷。見送りで問題ない。

ヒストリーメーカー

(牡7歳 父エンパイアメーカー・母チヨノドラゴン)

前走:阿蘇ステークス7着(小倉ダート1200m:1分44秒4

重賞でも安定した着順でまとめてきているが、勝ちきれていない。ただ、今回はかつて金沢在籍時にコンビを組んで【10-3-1-1】と抜群の成績を誇った青柳騎手が鞍上。枠は外側だが、内の馬を見ながらレースを進められるのはこの馬にとってはプラスとみていい。

トップロイヤル

(牡4歳 父メイショウサムソン・母ロイヤルシフォン)

前走:成巽閣庭園特別1着(金沢ダート1700m:1分48秒9)

金沢の中距離路線では安定的な成績を誇っていて、前々走2100mの百万石賞も3着に好走。ただ、持ち時計は、このメンバー相手にはとても足りないレベル。ここは見送りで問題ないだろう。

ニーマルサンデー

(牡7歳 父ネオユニヴァース・母ソーゴル)

前走:成巽閣庭園特別2着(金沢ダート1700m:1分49秒4)

前走1700m戦でトップロイヤルの2着。その前の1700m戦で1着ながら、勝ちタイムは前走よりも遅かった。馬場状態の違いはあれど、レベル的はこれくらいが現時点でのベストと思われ、今回のメンバー相手に太刀打ちするのは流石に厳しい。ここは見送りで。

【白山大賞典過去10年データ】

▼データ分析のポイント

・とにかく人気サイドで決着が多い
・JRA勢が過去10年で全て勝っている
・7歳以上の地方馬は全く馬券に絡んでいない

★過去10年人気別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

1番人気【5-1-1-3】50% 60% 70%
2番人気【1-6-2-1】10% 70% 90%
3番人気【1-1-3-5】10% 20% 50%
4番人気【3-1-2-4】30% 40% 60%
5番人気【0-1-2-7】0% 10% 30%
6番人気以下【0-0-0-61】0% 0% 0%

とにかく上位人気で決まるケースが多く、馬券圏内は5番人気まで。1番人気は5勝で、3着内率は70%。1着馬はすべて4番人気以内。2番人気も好成績で、1着は1回だけだが2着が6回で、3着内率は90%となっている(唯一3着以内に入れなかった16年も4着)。3着もすべて5番人気以内。地方馬では、12年2着ナムラダイキチ(金沢)、14年2着サミットストーン(船橋)はともに2番人気だった。

★過去10年馬齢別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

3歳【2-1-1-5】22.2% 33.3% 44.4%
4歳【2-4-0-14】10% 30% 30%
5歳【1-2-3-20】3.8% 11.5% 23.1%
6歳【2-2-3-13】10% 20% 35%
7歳【2-0-1-17】10% 10% 15%
8歳以上【1-1-2-13】5.9% 11.8% 23.5%

幅広い年齢の馬が好走しているが、5歳は26頭が出走して1勝で、勝率はいまひとつ。出走数こそ少ないが、3歳馬は勝率、連対率、3着内率いずれも最高の数字。ベテラン勢も上々の成績で、15年には6歳→9歳→8歳の順で入線。ただ、全体的に見ると7歳までが好走の中心になっている。

★過去10年所属別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

JRA【10-7-9-23】20.4% 34.7% 53.1%
愛知【0-1-1-6】0% 12.5% 25%
南関東【0-1-0-2】0% 33.3% 33.3%
金沢【0-1-0-27】0% 3.6% 3.6%
その他地区【0-0-0-24】0% 0% 0%

ダートグレード競走となった1997年以降は、金沢競馬所属馬限定で開催された2007年を除き、すべてJRA馬が勝利。地方馬の馬券圏内は、2着に12年ナムラダイキチ(金沢)、14年サミットストーン(船橋)、17年カツゲキキトキト(愛知)、3着に18年カツゲキキトキトと、のべ4頭。JRA馬が中心で、地方馬は重賞実績馬を連下に押さえるのが無難か。また、JRAの所属別で見ると関西所属馬の成績が圧倒しており、関東【1-2-2-6】関西【9-5-7-18】と勝率、連対率、複勝率と全ての面で優勢。

★過去10年枠順別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

1枠【1-0-0-9】10% 10% 10%
2枠【2-0-0-8】20% 20% 20%
3枠【0-2-1-7】0% 20% 30%
4枠【1-1-0-8】10% 20% 20%
5枠【0-2-3-12】0% 11.7% 29.4%
6枠【0-0-4-13】0% 0% 23.5%
7枠【0-1-2-15】0% 5.5% 16.6%
8枠【6-3-0-11】30% 45% 45%

2016年から4年連続で大外枠の馬が勝ち、2020年も11番が勝利したというデータには要注目。『外枠に入ったJRA馬』が狙い目。もしJRA馬が外枠に入っていない場合には、1~4番に入ったJRA馬を狙うのがよさそう。当然、重賞で好走した実績も含めて選びたい。

★その他ポイント★

2走前までの重賞実績に要注目で、8歳以上が連対した14年と15年を除く8回では、重賞で2着以内の経験がある馬が優勝。2着には15年を除いて、重賞(地方限定重賞を含む)で連対、またはJRAのオープンで勝利を挙げていた馬が入っている。

年齢別データでは、7歳以上の高齢でも馬券に絡んでいますが、7歳以上の地方馬は【0-0-0-25】と全く馬券に絡んでいない。

コインチェック

【白山大賞典最終予想】

今回の本命馬は1頭になります。

本命
◎ ●●●●●

対抗
○ スワーヴアラミス
○ マスターフェンサー
○ メイショウカズサ

相手
△ 2、10

↓↓↓本命はこの馬↓↓↓

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本命馬見解

散々データでJRAからが無難と言ってきたが、本命はこの馬からにしました。この馬のレベルはもはや地方馬ではなく、JRA所属のトップレベルと遜色無い。今回乗り替わりはあるものの、明らかにJBCを見据えての遠征。その証拠に日本テレビ盃ではなく、こちらを選択しているのが何よりの証拠。恐らく人気はそこまでしないであろうが、ここで結果を出し、次走JBCで人気するイメージが沸く。買い時は間違いなく今回だ。斤量54キロもかなり恵まれましたし、ここは地方馬の意地を見せてもらいたい。ただ、やはり脚質的に後ろからなので、届かない可能性もあり得る。なので頭固定だけでなく、2、3着固定の馬券も買います。以上が今年の【白山大賞典】本命馬とさせていただきます。

対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。

人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【過去Twitter買い目実績】

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【note予想始めました】

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