【オークス2021調教見解】オークス出走有力馬の調教分析！調教から見た特選注目馬1頭を公開！！

おはようございます。本日は、5月23日（日）東京競馬場にて【オークス】が開催されます。注目の白毛馬ソダシが人気になりそうですが、2400ｍというタフなコースで人気薄の穴馬の台頭はあるのか？1週間前、最終追い切りからヒントはあるのか？と気になるところが多いです。特選注目馬も公開しますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【オークス有力各馬見解】

２０２１年５月２３日（日） 
東京競馬１１レース（１５時４０分発走） 
第８２回優駿牝馬（オークス）（ＧⅠ） 
東京芝２４００m ３歳定量

アールドヴィーヴル

（牝3歳父キングカメハメハ・母イサベル）

前走：桜花賞5着（阪神芝1600m：1分31秒8）

ＧⅢクイーンカップで勝ったアカイトリノムスメ相手にクビ差２着と善戦している末脚特化型。単走馬なりだった１週前追い切り（栗東坂路４ハロン５１.４-３７.３-２５.０-１２.８）でも抜群の気合い乗りを披露し、最終追い切りでも馬なりで（栗東坂路４ハロン５４.２-３９.０-２５.１-１２.５）と終い重点に消化し、元気いっぱいに坂路を登板していたので、本来の実力を発揮できる状況で大一番を迎えることができそうです。

アカイトリノムスメ

（牝3歳父ディープインパクト・母アパパネ）

前走：桜花賞4着（阪神芝1600m：1分31秒3）

前走の桜花賞は勝ったソダシから０.２秒差の４着という惜しい結果に。ただ速い流れにも上手く対応し、潜在能力の高さを示していましたし、３勝を挙げている左回りコースに替わる今回は、間違いなく前走よりのパフォーマンス上昇が期待できる。１週前追い切り（美浦W５ハロン６７.１-５２.３-３８.５-１２.５）は実戦で騎乗予定のルメール騎手を背にして、併走同入を果たしました。道中でピッタリと折り合っていました。最終追い切りでも馬なりで（美浦W５ハロン６８.４-５２.４-３８.０-１２.９）とやりすぎない程度に抑えてはいるが、動き自体は悪く無く、本番に向けての順調さが伺える。

エンスージアズム

（牝3歳父ディープインパクト・母ゼラスキャット）

前走：桜花賞8着（阪神芝1600m：1分32秒0）

１週前追い切り（栗東坂路４ハロン５１.３-３７.３-２４.６-１２.４）は一杯の併せ馬で終いをビッシリ追う形に。最終追い切りでは（栗東CW６ハロン８４.０-６７.０-５２.４-３８.４-１２.２）と１週前の時点で強い負荷を掛けていますから、最終追い切りはセーブ気味の内容に抑えた。また、１６００mの桜花賞は距離がやや短かったという見解が妥当ですし、母父に底力勝負で本領発揮するストームキャットの血が入っていますので、持久力勝負になりやすい長距離戦は向くはず。

クールキャット

（牝3歳父スクリーンヒーロー・母メジロトンキニーズ）

前走：フローラS1着（東京芝2000m：1分59秒4）

父スクリーンヒーロー・母父ダンスインザダークというスタミナ型の血脈が示す通り、長い距離にも対応可能な血筋の持ち主。１週前追い切りはゴール前仕掛けで（美浦W５ハロン６７.１-５２.３-３８.５-１２.５）とビシッと消化し、最終追い切りは馬なりで（美浦W５ハロン６７.７-５２.１-３８.０-１１.８）と早い時計をだし、この短期間でもう一段階上げてきたという印象が強い。本番に向けて仕上がりは万全なのは間違いない。

ククナ

（牝3歳父キングカメハメハ・母クルミナル）

前走：桜花賞6着（阪神芝1600m：1分31秒8）

3頭併せを敢行した１週前追い切り（美浦W５ハロン６７.７-５２.８-３９.４-１３.０）はラスト１ハロンで１３.０秒の時計を要しているが、終始馬なりの手応えだったので、終いの時計が遅くなったところを気にする必要はない。最終追い切りも馬なりで（美浦W５ハロン６６.６-５２.２-３８.３-１２.１）時計も早く、先週からの良化が感じられる。これだけ動けていれば力を出せるはず。

ステラリア

（牝3歳父キズナ・母ポリネイター）

前走：忘れな草賞1着（阪神芝2000m：1分58秒0）

３頭併せを敢行した１週前追い切り（栗東CW７ハロン９９.２-８２.７-６６.５-５１.５-３６.９-１１.５）で日本ダービー出走予定のラーゴム相手に2馬身ほど併走先着を果たし、上り調子になっているのは強調材料。最終追い切りでは（栗東CW６ハロン８５.６-６８.０-５２.５-３８.９-１２.２）と１週間前にしっかりやっている分、終い重点の内容に。出来は前走以上とみてよく、前走以上の力は出せるはず。

ストライプ

（牝3歳父ルーラーシップ・母グレイスフラワー）

前走：桜花賞12着（阪神芝1600m：1分32秒6）

１週前追い切り（栗東坂路４ハロン５３.６-３９.５-２６.５-１３.２）と馬なりで軽めの内容に。正直内容にはいくらか物足りなさを感じた。最終追い切りでは（栗東坂路４ハロン５２.９-３８.７-２５.２-１２.２）と時計自体は早くなっており、併せ馬に先着している内容は良いのだが、元々坂路で動くタイプなのでこの内容だと少し物足りない。

ソダシ

（牝3歳父クロフネ・母ブチコ）

前走：桜花賞1着（阪神芝1600m：1分31秒1）

パワー型血統の代表クロフネ産駒。レコード決着となった桜花賞で速い時計に対応している。３頭併せを敢行した１週前追い切り（栗東CW６ハロン８６.９-６９.６-５３.２-３８.３-１１.６）でもキビキビとした脚さばきを披露。併走最先着を果たしている。最終追い切りではので、（栗東坂路４ハロン５４.７-３９.５-２５.３-１２.３）と馬なりで一杯に追った併せ馬に０.２秒先着しているように、状態は間違いなく良い。

タガノパッション

（牝3歳父キングカメハメハ・母アドマイヤシルク）

前走：スイートピーS1着（東京芝1800m：1分46秒2）

前走から中２週となる。１週間前は軽めの調整に済ませ、最終追い切りでは（栗東CW６ハロン８４.３-６７.３-５２.４-３８.０-１２.１）とレース間隔が短いが、しっかり内容を消化している印象。ただ、使い詰なのは事実なので、上積みは無いと考えるのが妥当か。

ファインルージュ

（牝3歳父キズナ・母パシオンルージュ）

前走：桜花賞3着（阪神芝1600m：1分31秒2）

併せ馬を敢行した１週前追い切りは（美浦W６ハロン８３.５-６７.８-５３.１-３９.０-１２.０）と併走相手に後ろからプレッシャーを掛けさせる形でしたが、道中の折り合いはバッチリで、併走相手が迫ってきたところでスムーズに反応し、鋭い脚を使っていた。最終追い切りでは（美浦W５ハロン６７.１-５２.５-３８.２-１２.１）と１週間前より状態を上げている内容。状態は上向いているし、前走同様に力は出せるはず。

ユーバーレーベン

（牝3歳父ゴールドシップ・母マイネテレジア）

前走：フローラS3着（東京芝2000m：1分59秒6）

併せ馬の１週前追い切りでは（美浦W５ハロン６８.６-５３.８-３９.２-１２.７）とデキの良い力強いフットワークを披露。状態は安定していると見て良い。最終追い切りでは（栗東坂路５ハロン６８.２-５２.７-３８.７-１２.１）と非常に良い動きを見せた。本番に向け文句ない攻め過程で、距離が伸びても良いタイプなので、面白い１頭になる事は間違いない。

スライリー

（牝3歳父オルフェーヴル・母ビジョナリー）

前走：フローラS2着（東京芝2000m：1分59秒6）

終いまでビッシリ追った併せ馬の1週前追い切りは（美浦５ハロン６４.４-５０.１-３７.２-１２.９）と一杯で好時計を叩き出し、好調子維持をキープ。最終追い切りでは（美浦５ハロン６８.７-５２.７-３８.５-１２.７）と１週間前にしっかり追った分、軽めの内容に納めた。調教内容は前走の方が良い印象ではあるが、立ち回りの器用さがある馬なので、スムーズに前々のポジションにつければチャンスはあるはず。

【オークス特選注目馬】

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3頭併せの真ん中から脚を伸ばす形だった1週前追い切りでは（●●５ハロン６６.１-５０.７-３６.９-１２.０）と終い好時計を叩き出し、叩き２戦目の上積みが見込める。最終追い切りでもゴール前仕掛けで（●●４ハロン５４.８-３９.２-１１.８）とキビキビした動きで、反応面でも良化傾向を見せている。道中の折り合いに気を配る必要がないので、２４００mに距離が伸びる点は大歓迎。雨で馬場が渋り、持久力勝負になる展開になれば、この馬が上位争いに顔を出す可能性と考えています。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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