【鎌倉記念2021最終見解】地方交流として行われる2歳重賞レース！混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは？

10月13日(水)、川崎競馬場にて【鎌倉記念】が開催されます。“地方交流”として行われる2歳重賞。南関東、さらには全国各地から有力馬が参戦する一戦となります。1着賞金は1500万円です。今年は9頭と小頭数になりました。【南関東】と【ホッカイドウ競馬】の馬たちがハイレベルな戦いを繰り広げていますが、今年はどんな結果になるのか。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【鎌倉記念各馬見解】

２０２１年１０月１３日（水）
川崎競馬１１レース（２０時１０分発走） 
第２０回 鎌倉記念【地方交流】（全日本２歳優駿ＴＲ）（Ｓ２） 
川崎ダート１５００m ２歳定量

今年の出走馬は9頭。出走馬はこちら。

プリサイスニードル

（牡2歳 父プリサイスエンド・母プレシャスクルー）

前走：ウィナーズチャレンジ2着（門別ダート1700m：1分47秒8）

門別からの参戦。門別では【２-３-０-０】と好成績を収めており、前走も敗れたものの、横綱相撲で押し切ろうとしたところを勝ち馬に出し抜かれた印象。川崎１５００mの最内枠で、御神本騎手鞍上ならば、当然上位争い。

メンタイマヨ

（牡2歳 父シニスターミニスター・母チーズマヨ）

前走：若武者賞3着（川崎ダート1500m：1分37秒1）

２連勝で臨んだ前走若武者賞は、３番手で前を見ながらの競馬。強い勝ちっぷりだった勝ち馬と、絶妙な逃げで最後まで粘った２着馬と比べると、この馬は着狙いの感が否めない。その勝ち馬が今回も出走している以上、軸には推せない。ヒモまでか。

ママママカロニ

（牡2歳 父ホッコータルマエ・母カラダダイヤモンド）

前走：ゴールドジュニア1着（大井ダート1200m：1分11秒5）

前走ゴールドジュニアは圧巻の一言。個人的に強すぎる印象がある。ただ、持てる能力は間違いなく上位だが、極めて特徴的な走りをする馬だけに、初の小回り・初の左回りが非常に気になるところ。それでも距離、完成度を考えれば間違いなく有力馬である事は間違いない。

アークティアラ

（牝2歳 父トーセンラー・母トーセンエッセンス）

前走：2歳二3着（船橋ダート1200m：1分17秒8）

５戦して３着が３回あるものの、未だ勝利は挙げられていない。川崎１５００mでも惨敗しており、これといって浮上の兆しになるような要素もない。コース経験はあるものの、ここは見送りで問題ない。

ノブレスノア

（牡2歳 父トーセンブライト・母トーセンオーキッド）

前走：若武者賞1着（川崎ダート1500m：1分36秒6）

前走若武者賞は、逃げるタツノエクスプレスをマークする形で、直線しっかりととらえきっての完勝。レースセンスがよく、４連勝という成績が示す通り、これといって不安材料がない。メンバーは強気が、ここは勝ち負けできるはず。

カイル

（牡2歳 父トーセンブライト・母トーセンヴェール）

前走：兼六園ジュニアカップ3着（金沢ダート1500m：1分35秒5）

メンバー中キャリア最多の６戦を消化して【２-２-２-０】と馬券内パーフェクトは称賛されるべき。左回りも右回りも遠征も経験しており、２歳馬らしからぬ豊富な経験は魅力。コースこそ違うものの時計も優秀。穴に一考すべき。

シルトプレ

（牡2歳 父ワールドエース・母エアディケム）

前走：名物・とねっこジンギスカン特別1着（門別ダート1500m：1分36秒6）

正直、現在の人気が信じられない一頭。明らかにナメられ過ぎ。今までの内容を見ても、門別で、【３-０-１-０】と素晴らしい成績。右回りながら１５００m戦も経験しており、距離不安は全くない。前が速くなって決め手勝負になれば突き抜ける可能性は大きく、鞍上とも手が合いそうなのもプラス。

タツノエクスプレス

（牡2歳 父アジアエクスプレス・母ダイナルシャトー）

前走：若武者賞2着（川崎ダート1500m：1分37秒1）

前走若武者賞は、唸るほどの絶妙な逃げ。鞍上の好プレーが光った。前走同様外枠からの発走になったが、９頭立ての外枠なだけに問題なし。確実に注意は必要。

イライジャ

（牡2歳 父フリオーソ・母ゴーゴーサンデー）

前走：シャイニングメモリー賞1着（川崎ダート1500m：1分37秒4）

前走川崎１５００m（良）で１:３７.４の好時計をマークして１着。このコース、距離への適性という点では、おそらくこの馬がNo.1。外枠から１コーナーまでに先手を奪いきれるかどうかがカギとなりそう。

【鎌倉記念過去10年データ】

▼データ分析のポイント

・川崎所属の今野騎手が好相性
・意外にも左回り経験なしの馬が好走している
・キャリア4戦以上の馬が好走しやすい

★過去10年人気別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１番人気【３-２-２-３】３０%　５０%　７０%
２番人気【３-３-０-４】３０%　６０%　６０%
３番人気【１-０-２-７】１０%　１０%　３０%
４番人気【０-０-１-９】０%　０%　１０%
５番人気【０-１-２-７】０%　１０%　３０%
６番人気以下【３-４-３-６４】４.１%　９.５%　１３.５%

1番人気馬＆2番人気馬の信頼度が高い。過去10年では3勝ずつを挙げ、連対率でも1番人気馬が50%、2番人気馬が60%となっている。また、見逃せないのが6番人気以下の3勝、2着4回、3着3回。小頭数でも堅実な上位人気馬との組み合わせに妙味がありそう。

★過去10年性別別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

牡・セン【１０-８-７-６７】１０.９%　１９.６%　２７.１%
牝【０-２-３-２７】０%　６.３%　１５.６%

牡馬が10勝、2着8回、3着7回と圧倒している。（セン馬の出走は過去10年ありません）牝馬は負担重量で1kgのアドバンテージはあるが、牡馬有利のデータとなっている。

★過去10年レース経験数別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

３戦以内【３-６-６-４２】５.３%　１５.８%　２６.３%
４戦以上【７-４-４-５２】１０.４%　１６.４%　２２.３%

3戦以内の馬は3勝。対して、4戦以上は7勝を挙げており、3戦以内を大きく上回る結果となった。直近3年だと3戦以内が2勝、2着1回、3着3回。対する4戦以上は1勝、2着2回となっているが、4戦以上の好走馬は全てホッカイドウ競馬所属馬が該当する。

★過去10年デビュー地区別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

南関東【５-５-９-６８】５.７%　１１.５%　２１.８%
ホッカイドウ競馬【５-５-１-２３】１４.７%　２９.４%　３２.３%
その他地区【０-０-０-３】０%　０%　０%

所属競馬場別の成績同様、南関東デビュー馬とホッカイドウ競馬デビュー馬が互角の成績。近年はホッカイドウ競馬でデビューして、翌年の南関東クラシックへと歩みを進める馬も多いが、鎌倉記念の時点では、南関東生え抜き馬も結果を出している。また、ホッカイドウ競馬から南関東移籍後に鎌倉記念を勝利した馬は2014年のオウマタイムのみ。

★過去10年左回り経験有無別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

経験あり【５-６-８-６９】５.７%　１２.５%　２１.５%
経験なし【５-４-２-２５】１３.９%　２５%　３０.５%

鎌倉記念が初の左回りとなった馬はのべ36頭出走し、5勝、2着4回、3着2回。個々の馬の資質にもよるが、初の左回りでも対応している馬が多い。ただ、左回り経験なしの馬の成績は良く、昨年は右回りコースのホッカイドウ競馬所属馬と大井所属馬がワンツーとなっている。

★過去10年所属別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

浦和【０-１-２-１３】０%　６.３%　１８.７%
船橋【３-４-１-１３】１４.３%　３３.３%　３８%
大井【１-１-１-７】１０%　２０%　３０%
川崎【２-０-５-３７】４.５%　４.５%　１５.９%
その他地区【４-４-１-２４】１２.１%　２４.２%　２７.２%

南関東4場の計6勝、2着6回に対して、南関以外の所属馬は4勝、2着4回。南関以外で3着内に好走しているのはホッカイドウ競馬所属馬のみなので、実質的には【南関東vsホッカイドウ競馬】となる。近年はその傾向が顕著となっており、直近5年に限ると南関東4場は3勝、2着2回。対するホッカイドウ競馬は2勝、2着3回と互角の成績を残しているが、長距離遠征を考えると互角以上の成績と考えて良いだろう。(直近5年は同じ地区同士でのワンツーはない)

★過去10年枠順別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１枠【０-１-１-８】０%　１０%　２０%
２枠【１-１-０-８】１０%　２０%　２０%
３枠【２-１-０-１０】１５.４%　２３.１%　２３.１%
４枠【０-１-１-１４】０%　６.３%　１２.５%
５枠【０-３-４-１０】０%　１７.６%　４１.１%
６枠【２-２-１-１５】１０%　２０%　２５%
７枠【２-０-２-１４】１１.１%　１１.１%　２２.２%
８枠【３-１-１-１４】１５%　２０%　２６.３%

1枠～4枠の成績を合計すると3勝、2着4回、3着2回。同様に5枠～8枠は7勝、2着6回、3着8回となっている。3着内の回数は1枠～4枠：9回に対して、5枠～8枠：21回となり、数字面では【外枠有利】の傾向にある。

【鎌倉記念最終予想】

今回の本命馬は1頭になります。

本命
◎ ●●●●●

対抗
○ プリサイスニードル
○ ママママカロニ
○ ノブレスノア

相手
△ ２、６、８、９

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本命馬見解

本命は●●●●●です。レベルが高いと言われている今年門別で、すでに３勝を挙げているという点は素直に評価すべきです。すでに３勝ということは大きなポイント。初の左回りという点が気になるものの、その末脚は一級品。少頭数ながら、前に行きたい馬が多い今回のメンバー構成ならば、本命馬の末脚が活きる可能性が高いと見ました。ママママカロニが人気すると思うが、この馬の実力、展開を考えた場合、今の人気は正直ナメられ過ぎ。馬券妙味も考え本命とします。ただ、前残りの可能性が非常に高いコースなので、ここは２、３着固定の３連単で勝負したいです。本命馬の頭固定でもオイシイ馬券になっていますので、アレンジしていただければと思います。以上の点から今年の【鎌倉記念】本命馬とさせていただきます。

対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。

人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【過去Twitter買い目実績】

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中京10R【鳳雛ステークス】
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— 人生万馬券狙い (@jinseimanbaken) May 23, 2021

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