【レディスプレリュード2021最終見解】大事なJBCレディスクラシック前哨戦!!混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?

【レディスプレリュード2021最終見解】大事なJBCレディスクラシック前哨戦!!混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?

10月7日(木)、大井競馬場にて【レディスプレリュード】が開催されます。JBCレディスクラシック(JpnI)の前哨戦としてダート牝馬の有力馬が集結。とにかくJRA勢が強いレースで、過去10年で地方馬は4頭しか馬券になっていません。加えて1番人気が過去10年で8回馬券になっているように、基本は上位人気馬が中心。今年も堅くなりそうな雰囲気しかないですが…それでも地方馬の意地を見せるのか?また、一矢報いる穴馬はいるのか?も気になるところです。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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レディスプレリュード各馬見解】

2021年10月7日(木)
大井競馬11レース(20時10分発走) 
第18回レディスプレリュード(JpnⅡ) 
大井ダート1800m 3歳以上別定量

今年の出走馬は10頭。出走馬はこちら

過去のレディスプレリュードのデータについては、ダートグレード競走特設サイトがわかりやすいので、こちらを参照していただければと思います。

コインチェック

クリスティ

(牝4歳 父キズナ・母ホワイトアルバム

前走:関屋記念6着(新潟芝1600m:1分33秒1)

今回は久々のダートレースに挑戦ながら、関東オークス3着という実績があるので不安なし。個人的にはむしろ早くダートに戻って欲しかった位。スタートさえ決まれば枠を生かして前目につければしぶとさが出るはず。すぐ隣のラインカリーナとの兼ね合いがカギになる。

ラインカリーナ

(牝5歳 父パイロ・母フェールクークー

前走:ビューチフルドリーマーカップ1着(盛岡ダート2000m:2分06秒8)

前走盛岡のビューチフルドリーマーカップを制して勢いに乗る。大井コースの経験は少ないが、地方の砂で大崩れはない。ただ、単騎逃げで力を発揮できるタイプなので、すぐ内のクリスティとの先行争いが激しくなると分が悪い。

テオレーマ

(牝5歳 父ジャスタウェイ・母スターズアラインド

前走:スパーキングレディーカップ6着(川崎ダート1600m:1分41秒4)

マリーンカップでマドラスチェック以下を抑えて快勝。その勢いのままに臨んだスパーキングレディーカップはまさかの6着だったが、これは馬場が影響した可能性が高い。内の二頭が前に行くとこの馬にはレースしやすいはず。

コーラルツッキー

(牝4歳 父シニスターミニスター・母コーラルビュー

前走:ノースクイーンカップ1着(門別ダート1800m:1分57秒0)

門別で重賞を制しての南関東再転厩。エーデルワイス賞を制している馬だけに、短距離向きと思われがちだが、前走の勝利で中距離にもメドが立った。内の二頭が前にいくだけに、前に馬を置く形に持ち込めれば、見せ場は作れるはず。

サルサレイア

(牝5歳 父クロフネ・母サルサクイーン)

前走:ビューチフルドリーマーカップ4着(盛岡ダート2000m:2分07秒5)

絶好調の姉サルサディオーネとは脚質がまるっきり違うものの、この馬なりの走りは見せている。今回、前が速くなる流れが予想されるだけに、この馬の末脚が活きる展開になりそう。ただ、それでも上位馬との力量差は大きい。

ウェルドーン

(牝3歳 父ヘニーヒューズ・母ツルマルオジョウ)

前走:ジャパンダートダービー3着(大井ダート2000m:2分05秒9)

関東オークスを勝ち、ジャパンダートダービーは3着と、中央勢の3歳馬としては筆頭格。武豊騎手がフランス遠征の影響で、藤岡佑介騎手とのコンビは3走ぶりとなるが、その時も結果を残しており問題なし。枠の並びと脚質を考慮すると、レースは進めやすいはず。

グランデストラーダ

(牝5歳 父ハーツクライ・母レジェンドトレイル)

前走:秋桜賞1着(名古屋ダート1400m:1分27秒2)

前走名古屋の重賞・秋桜賞で後続に大差をつける圧勝。そもそも2走前のスパーキングレディーカップで3着に入るほどの実力なので、この結果は当然かもしれない。血統的にも距離延長はプラスなだけに、ここは一発が狙える。

レーヌブランシュ

(牝4歳 父クロフネ・母アンジュエ)

前走:ブリーダーズゴールドカップ除外(門別ダート2000m:計不)

今年の初めまでは安定感のある成績だっただけに、ここ2走の惨敗は気になるところ。前走も除外と牝馬は一度崩れると立て直しが難しいだけに、どこまで立て直してきているか。大井1800mは実績があるコースだけに、立て直していれば怖い存在ではあるが、正直そこまで強気な印は打てない。

ロカマドール

(牝5歳 父ロードカナロア・母モエレフルール)

前走:秋桜賞2着(名古屋ダート1400m:1分28秒7)

現状オープンクラスで一定の成績は残しているが、さすがに一線級が出るダートグレードレースでは力が足りない。脚質が極端な脚質だけに、どこまで展開がハマるか次第。ただ、その脚質がハマりそうな展開が予想されるだけに、軽視は禁物。

ダイアナブライト

(牝5歳 父ディープインパクト・母チェリーコレクト)

前走:BSN賞5着(新潟ダート1800m:1分51秒3

オープンクラスに昇格後、ようやく前走で掲示板に載った。ただ、まだまだ上位クラスとの力の差は大きく、ここは胸を借りるレースになりそう。血統的にも本質は芝馬と考えているので、今回どこまでやれるか。

レディスプレリュード過去10年データ】

▼データ分析のポイント

・4、5歳馬が好成績
・JRA勢が過去10年で全て勝っている
・6番人気以下の馬に注意

★過去10年人気別成績★

※2016年は2着同着。

成績  勝率  連対率  複勝率

1番人気【5-3-0-2】50% 80% 80%
2番人気【3-2-1-4】30% 50% 60%
3番人気【1-3-1-5】10% 40% 50%
4番人気【1-0-3-6】10% 10% 40%
5番人気【0-0-1-9】0% 0% 10%
6番人気以下【0-3-3-82】0% 3.4% 6.8%

1番人気は5勝、2着3回、3着0回で3着内率80%と安定。1着馬はすべて4番人気以内で、1、2番人気が揃って2着以内を外したことはない(※16年は2着同着)。ただ、6番人気以下が6頭馬券に絡んでおり、18年は2→6→13番人気の決着で3連単143万1700円の大波乱となった。

★過去10年馬齢別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

3歳【1-0-2-14】5.9% 5.9% 17.6%
4歳【3-3-2-28】8.3% 16.7% 22.2%
5歳【5-6-4-32】10.6% 23.4% 31.9%
6歳【1-2-0-24】3.7% 11.1% 11.1%
7歳【0-0-1-10】0% 0% 9.1%
8歳以上【0-0-0-0】0% 0% 0%

4歳馬が3勝、5歳馬が5勝を挙げており、勝率はそれぞれ8.3%、10.6%。3着内馬30頭中23頭を4、5歳馬が占めている。優勝馬は3~6歳馬までそれぞれの世代から出ているが、6歳になると勝率が3.7%と急に下がることから、なるべく若い馬を優先したい。また、8歳以上の高齢馬の出走は無い。

★過去10年所属別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

JRA【10-9-7-23】20.4% 38.8% 53.1%
大井【0-1-0-31】0% 3.1% 3.1%
川崎【0-0-0-5】0% 0% 0%
船橋【0-0-0-14】0% 0% 0%
浦和【0-0-0-3】0% 0% 0%
その他地区【0-1-2-32】0% 2.9% 8.6%

優勝馬はすべてJRA馬。地方馬は11年3着のエーシンクールディ(笠松)、16年2着同着のトーコーヴィーナス(兵庫)、18年2着のブランシェクール(大井)、同3着のアルティマウェポン(北海道)と、4頭が馬券に絡んでいる。ただ、兵庫生え抜きのトーコーヴィーナス以外の3頭はいずれもJRAデビュー馬だった。また、JRAの所属別で見ると関西所属馬の成績が圧倒しており、関東【2-4-2-9】関西【8-5-5-14】と勝率、連対率、複勝率と全ての面で優勢。

★過去10年枠順別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

1枠【0-0-1-12】0% 0% 7.6%
2枠【1-0-0-12】7.6% 7.6% 7.6%
3枠【1-4-1-11】5.8% 29.4% 35.2%
4枠【0-0-1-15】0% 0% 6.3%
5枠【2-1-3-13】10.5% 15.7% 31.5%
6枠【3-1-2-13】15.7% 21% 31.5%
7枠【1-4-1-14】5% 25% 30%
8枠【2-1-0-17】10% 15% 15%

勝ち馬1~8番と9~16番が5頭ずつ、馬券に絡んだ30頭で見ても、1~8番が16頭、9~16番が14頭とそれほど大きな差はない。スタートから最初のコーナーまで十分に距離があり、枠順の有利不利のないフラットなコース。

★その他ポイント★

同年のスパーキングレディーカップ組、もしくはブリーダーズゴールドカップ組が、馬券に絡んだ30頭中21頭を占めている。内訳はブリーダーズゴールドカップ組が5勝、2着3回、3着3回、スパーキングレディーカップ組が3勝、2着5回、3着4回(両レースに出走した重複あり)。1着馬で見ても10頭中7頭が該当しており、【4、5歳のJRA馬】で、スパーキングレディーカップ組かブリーダーズゴールドカップ組が最有力ステップと言える。

JRAの条件戦から出走してくるケースでは、12年の3着馬ダートムーア、16年の優勝馬タマノブリュネットはともに前走2勝クラスで善戦しており、2勝クラス以上がレベルの目安となる。11年の優勝馬ミラクルレジェンドは前走でJRAのOP勝ち、20年の優勝馬マルシュロレーヌは3勝クラスを勝っていた。3勝クラスまたはOPクラス勝ちは有力と考えたい。また、地方馬ではJRAからの移籍馬が人気薄で穴になる。

コインチェック

レディスプレリュード最終予想】

今回の本命馬は1頭になります。

本命
◎ ●●●●●

対抗
○ テオレーマ
○ サルサレイア
○ グランデストラーダ

相手
△ 1、2、8、10

↓↓↓本命はこの馬↓↓↓

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本命馬見解

1800m戦での実績があり、ジャパンダートダービーではキャッスルトップとタイム差なしの3着。キャッスルトップは先日のダービーグランプリで敗れはしたものの、力のある内容の競馬を見せましたので、その馬と互角の争いができるのであれば、牝馬限定戦のこのレースで主役を張れると見ました。脚質的にも、枠順的にも、前に行きそうな内枠の2頭を見てレースを運べることができそうで、この馬にとってレースはしやすいはず。軽い斤量も生かして、直線で突き抜けるとみました。ただ、やはりこの世代のダート戦線のレベルに疑問があるので、頭固定の馬券は買わず、2、3着固定の馬券で勝負しようと思います。以上が今年の【レディスプレリュード】本命馬とさせていただきます。

対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。

人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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