【サマーチャンピオン2021最終見解】軸馬は人気のJRA勢からで正解！？混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは？

9月1日(水)、佐賀競馬場にて【サマーチャンピオン】が開催されます。正直今年の地方勢は物足りないメンバー。中央からのメンバーはまあまあといったところでしょうか。またこのレースは上位人気馬が中心で、過去10年で6番人気以下の馬の連対はなく、3着が1回あるだけと基本的には堅いレースです。今年も堅くなりそうな雰囲気しかないですが…それでも地方馬の意地を見せるのか？また、一矢報いる穴馬はいるのか？も気になるところです。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【サマーチャンピオン各馬見解】

２０２１年９月１日（水）
佐賀競馬８レース（１６時５５分発走） 
第２１回サマーチャンピオン（JpnⅢ） 
佐賀ダート１４００m ３歳以上別ハンデ戦

今年の出走馬は11頭。出走馬はこちら。

過去の【サマーチャンピオン】のデータについては、【ダートグレード競走特設サイト】がわかりやすいので、こちらを参照していただければと思います。

サクセスエナジー

（牡7歳 父キンシャサノキセキ・母サクセスアイニー）

前走：黒船賞5着（高知ダート1400m：1分30秒4）

３月の黒船賞以来のレース。これだけ間隔をあけて使われることが稀な馬で、この馬にはあまり好材料とは言えないだろう。実績はNo.1と言っても過言ではないが、このレース相性最悪の１枠、５９キロという酷量、休み明けと条件的には最悪だが、どこまで走れるか。

ラプタス

（セ5歳 父ティープブリランテ・母エアラホーヤ）

前走：かきつばた記念1着（名古屋ダート1400m：1分25秒2）

５月のかきつばた記念を勝利して以来のレース。サクセスエナジー同様、間隔が空いての一戦になるが、この馬は間隔が空いても勝っている実績があるのは強み。メンバー的にもすんなり逃げられそうで、５８.５キロさえこなせれば大きく崩れることはなさそう。

エイシンテキサス

（牡11歳 父Speightstown・母Stylish Wildcat）

前走：大村湾賞A1・A2　6着（佐賀ダート1300m：1分24秒9）

地方重賞を複数勝っている実績馬ではあるものの、１１歳馬。近走は勝ち馬から２～３秒離されての入線が続いているだけに上がり目を求めるのはハッキリ言って酷。見送りで問題ないだろう。

フォークローバー

（牡7歳 父トーセンブライト・母トーセンクラッチ）

前走：吉野ヶ里記念オープン4着（佐賀ダート1400m：1分30秒6）

佐賀１４００mで【８-３-５-７】で、持ち時計も悪くはない。斤量５２キロで、先行集団に取りついていけるかどうかがカギ。地元勢最先着を狙える一頭ではあるが、展開の助けは必要。

オイカケマショウ

（牡7歳 父カンパニー・母ハナヨメノレン）

前走：大村湾賞A1・A2　5着（佐賀ダート1300m：1分24秒1）

佐賀のＡ１・Ａ２クラスの常連馬ではあるが、１４００mの持ち時計は平凡。このレースで９８戦目で、正直無事にレースを終えてくれるだけで御の字。馬券的には見送りで問題ない。

ハッピーハッピー

（牝6歳 父シニスターミニスター・母ホッコーユニバース）

前走：吉野ヶ里記念オープン3着（佐賀ダート1400m：1分30秒1）

４走前の重賞・佐賀ヴィーナスカップこそ崩れたものの、それ以外では堅実な走りが目立つ。持ち時計もこのメンバー中では上位のタイムで、すんなり前に行ければ粘りこみも期待できる。フォークローバー同様に地元勢最先着を狙える一頭ではあるが、展開の助けは必要。

エルプシャフト

（牡8歳 父ディープインパクト・母ビワハイジ）

前走：大村湾賞A1・A2　4着（佐賀ダート1300m：1分23秒9）

佐賀に来てから、大きく崩れはしないものの、勝ちきれないレースが続いている。持ち時計も平凡で、ここは見送りが妥当。

テイエムノサッタ

（牝5歳 父パイロ・母テイエムノキセキ）

前走：JRA交流 霧島賞九州産3着（佐賀ダート1400m：1分29秒6）

JRA交流戦の前走霧島賞は３着に好走。ただ、時計は水準に全然足りておらず、苦戦は必至。ここも見送りで問題ない。

イメル

（牡5歳 父キンシャサノキセキ・母スマートアルテミス）

前走：NST賞3着（新潟ダート1200m：1分10秒2）

オープン初戦となった前走は３着に好走。ここ数戦の安定感はプラス材料で、ほかの中央馬が酷量を背負うだけに５５キロはかなりプラス。また、鞍上が福永騎手というのも心強い。レース間隔が詰まっているのが気になるが、魅力のある一頭ではある。

コパノキッキング

（セ6歳 父Spring At Last・母セラドン）

前走：ドバイゴールデンシャヒーン5着（メイダンダート1200m：計不）

３月のドバイゴールデンシャヒーン以来のレースで５９キロの斤量を背負う。２０１９年は４月の東京スプリントから８月のクラスターカップに臨み３着。２０２０年は４月の東京スプリントから８月のサマーチャンピオンに臨み３着。夏場に間隔を空けて臨むレースではあまり好走していない点は考慮したい。

テイエムチェロキー

（牡7歳 父トランセンド・母ヒシエリート）

前走：吉野ヶ里記念オープン2着（佐賀ダート1400m：1分30秒0）

中央から転入して今回が佐賀４戦目。４着→２着→２着とまとめてきているだけに、佐賀の特徴あるダートには適性を示していると言える。ただ、持ち時計がなくメンバーレベルも上がるので、見送りで問題ないだろう。

【サマーチャンピオン過去10年データ】

★過去10年人気別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１番人気【３-２-３-２】３０%　５０%　８０%
２番人気【２-１-１-６】２０%　３０%　４０%
３番人気【２-３-３-２】２０%　５０%　８０%
４番人気【２-２-２-４】２０%　４０%　６０%
５番人気【１-２-０-７】１０%　３０%　３０%
６番人気以下【０-０-１-６０】０%　０%　１.６%

上位人気で決まるケースが多く、1〜5番人気の成績が圧倒的。1番人気は3勝に留まっているが、2着2回、3着3回で3着内率は80％と、安定した成績を残している。2番人気は4着以下6回と人気を裏切るケースが多いが、3番人気は3着内率80％、4番人気は同60％と健闘しており、4番人気以内での決着が6回ある。なお5番人気以下の3着内4回はいずれも地方馬となっている

★過去10年馬齢別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

３歳【０-１-０-５】０%　１６.７%　１６.７%
４歳【１-３-１-２】１４.３%　５７.１%　７１.４%
５歳【４-２-４-１３】１７.４%　２６.１%　４３.５%
６歳【４-２-２-１９】１４.８%　２２.２%　２９.６%
７歳【０-１-２-１８】０%　４.８%　１４.３%
８歳以上【１-１-１-２４】３.７%　７.４%　１１.１%

4〜6歳馬の成績が優秀。5歳と6歳がともに4勝、2着2回と好成績を挙げており、4歳が1勝、2着3回と、1、2着は4～6歳に集中する傾向。3歳は6頭と出走数自体が少なく、2着1回のみだが、今年は施行時期が例年より半月ほど遅いため、3歳馬の出番もあるかもしれない。

★過去10年所属別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

JRA【９-７-８-１９】２０.９%　３７.２%　５５.８%
兵庫【１-１-１-３】１６.７%　３３.３%　５０%
東海地区【０-２-０-１１】０%　１５.４%　１５.４%
高知【０-０-１-７】０%　０%　１２.５%
佐賀【０-０-０-４１】０%　０%　０%

JRA馬が優勢だが地方馬も健闘している。10回中9回でJRA馬が勝利し、うち1～3着独占が5回。地方馬は18年にエイシンバランサー（兵庫）が勝利するなど、3着内に計6頭と健闘しているが、ここ2年はともに5着が最高となっている。なお、地方馬の3着内は兵庫3頭、愛知、笠松、高知が各1頭で、少し悲しいが地元佐賀の馬券圏内はない。

★過去10年枠順別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１枠【０-０-０-１０】０%　０%　０%
２枠【０-３-０-７】０%　３０%　３０%
３枠【０-２-２-６】０%　２０%　４０%
４枠【２-０-１-７】２０%　２０%　３０%
５枠【１-１-１-９】８.３%　１６.７%　２５%
６枠【２-０-２-１６】１０%　１０%　２０%
７枠【２-２-２-１３】１０.５%　２１.１%　３１.６%
８枠【３-２-２-１３】１５%　２５%　３５%

1枠の成績が完全な死に枠。内の砂が深い影響か、内枠不利、外枠有利の傾向が顕著となっており、6番より外が7勝、あとの3勝も4番2勝、5番1勝で、3番より内は勝っていない。また、10～12番は16年を除く9回で馬券に絡んでいる。

【サマーチャンピオン最終予想】

今回の本命馬は1頭になります。

本命
◎ ●●●●●

対抗
○ イメル

相手
△ １、６、１０

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本命馬見解

本命●●●●●ですが、斤量は重いものの、 近走実績面を考慮して選びました。すでにダートグレードレースで３勝を挙げていて、ダートグレードレースだけならば【３-０-１-１】と安定感抜群。着外も１着馬から０.３秒差の４着ですから、大崩れはないとみていいでしょう。斤量も５８キロを背負って勝っており、今回ほどのプラスなら許容範囲。脚質的にも競ってきそうな馬がほかに見当たらないだけに、すんなり先行できそうなのも魅力。ただ、枠が気になるので２着固定の馬券も買います。とはいえ騎手との相性も良く、休み明け好走実績もありますので、今年の【サマーチャンピオン】本命馬とさせていただきます。

対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。

人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【過去Twitter買い目実績】

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中京10R【鳳雛ステークス】
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— 人生万馬券狙い (@jinseimanbaken) May 23, 2021

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