【マイルグランプリ2021最終見解】夏のダートマイル王者決定戦！！混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは？

8月5日(木)、大井競馬場にて【マイルグランプリ】が開催されます。地方馬限定の古馬マイル重賞としては最もグレードの高い一戦。1着賞金は2500万円です。地方競馬各場の賞金が上がっているとはいえ、やはり南関の重賞は破格ですね。昨年の覇者や、復権を狙う馬まで、様々なメンバーが集まりました。そのなかで穴馬はいるのか？も気になるところです。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【マイルグランプリ各馬見解】

２０２１年８月５日（木）
大井競馬１１レース（２０時１０分発走） 
第２８回東京スポーツ盃マイルグランプリ（Ｓ２） 
大井ダート１６００m ３歳以上定量

今年の出走馬は12頭。出走馬はこちら。

セイヴァリアント

（牡5歳 父ベルシャザール・母フレンチミシル）

前走：日野特別10着（東京ダート1600m：1分37秒4）

JRA２勝クラスからの転入初戦。近年の南関のレベルの高さを考えると、JRA２勝クラス、しかも成績頭打ちの馬がすぐに南関で、しかもオープンで今回のメンバーを考えると結果を出せるとは考えづらい。絶好枠を引いたが、馬券的にはヒモまでが妥当か。

キングガンズラング

（牡7歳 父ストリートセンス・母ダイワデリカシー）

前走：ジュライ賞1着（大井ダート1800m：1分53秒4）

一時期不調に陥っていたが、ここ最近は安定した成績。左回りでの実績が多いが、大井で【３-０-０-１】と好成績を残している。近２走は前目につけて好成績を残しているだけに、同型馬との兼ね合いがカギになりそうではあるが、枠も良く、あまり人気がないようであれば狙ってみたい一頭ではある。

グレンツェント

（牡8歳 父ネオユニヴァース・母ボシンシェ）

前走：橘オープン1着（川崎ダート1500m：1分34秒7）

左回りでの良績が光るものの、右回りでも【３-５-１-７】と決して成績は悪くない。想定される展開と、それを踏まえた枠順はこの馬向きなので馬券内は十分ありうる。ただ大井１６００mでは【０-３-０-０】と勝ちきれていないので、頭固定の馬券は買いづらい。

サンロアノーク

（牡5歳 父シニスターミニスター・母フィールザロマンス）

前走：マイルグランプリトライアル2着（大井ダート1600m：1分39秒0）

前走トライアルレースは逃げ粘っての２着。大井１６００ｍは【３-２-０-１】と得意にしていて、今回好枠もゲット。シニスターミニスター産駒はこのコースを得意としているだけに、あとは同型馬が多い中で展開がカギになりそう。

ドーヴァー

（牡8歳 父アドマイヤムーン・母オルダニー）

前走：ジュライ賞5着（大井ダート1800m：1分54秒7）

近走２桁着順が続いていたが、前走は大井１８００m戦で５着に好走。ただ、メンバーも大幅にレベルアップ、かつ持ち時計の面で見劣りは明らか。見送りで問題ない。

ワークアンドラブ

（牡6歳 父シニスターミニスター・母ハナライ）

前走：川崎マイラーズ2着（川崎ダート1600m：1分40秒0）

大井１６００ｍは【４-０-０-１】としていて、自他ともに認める得意中の得意のコース。前走はモジアナフレイバーに０.５秒離されたものの、左回りだったことを考えれば、今回巻き返しは可能。荒山厩舎、笹川翼騎手ともに、このコースで好成績という点も押さえておきたい。

コパノジャッキー

（牡6歳 父ゴールドアリュール・母コパノニキータ）

前走：マイルグランプリトライアル3着（大井ダート1600m：1分39秒3）

大井１６００ｍは【７-０-２-１】と、メンバー中最多勝。前走のトライアルも０.３秒差の３着に好走しており、相変わらずの大井マイル巧者ぶりを示した。展開もこの馬向きになりそうで、ゴールドアリュール産駒はこのコースで好成績を残している。今回もチャンスがありそう。

ティーズダンク

（牡4歳 父スマートファルコン・母ビフォーダーク）

前走：川崎マイラーズ4着（川崎ダート1600m：1分40秒2）

３歳時は中距離路線を使われていたが、４歳になって１４００m戦でも結果を残している。前走もモジアナフレイバーなどの強敵相手に４着好走。大井１６００ｍに強い矢野貴之騎手とスマートファルコン産駒と歓迎材料が多いが、この馬自身は大井で【０-０-２-２】とやや分が悪い。

マースインディ

（牡6歳 父カジノドライヴ・母ミヤビアルカディア）

前走：ジュライ賞2着（大井ダート1800m：1分53秒9）

前走、大井１８００m戦で２着に好走し、復調の気配は見せた。大井１６００ｍも【１-３-１-６】と、そこそこの成績を残しており、さらなる前進は可能。ただ、持ちタイム比較ではさすがに見劣りは否めない。見送りが妥当か。

モジアナフレイバー

（牡6歳 父バトルプラン・母ナスケンアイリス）

前走：川崎マイラーズ1着（川崎ダート1600m：1分39秒5）

前走スタートでいきなり出遅れてしまうアクシデント。それでもしっかり勝ちきり強さを改めて印象付けた。大井マイルは２歳時以来となるが、左回り【２-０-１-２】に対し、右回りは【８-０-３-６】なので問題なし。外枠がやや気になるものの、このコースでの強さを考えても、このメンバー相手では力が三枚は上と見るのが妥当だろう。

ベンテンコゾウ

（牡7歳 父サウスヴィグラス・母スタートウショウ）

前走：柿生オープン3着（川崎ダート2000m：2分09秒4）

意外にも大井は初挑戦。ただ、水沢や門別などで右回り経験は豊富なので、問題はなさそう。地力があることは間違いなく、前からも後ろからもレースを運べる点は強み。鞍上も一発を狙っていそうなだけに不気味な一頭。抑えは必要か。

ドリームキラリ

（牡9歳 父Giant’s Causeway・母Truant）

前走：マイルグランプリトライアル4着（大井ダート1600m：1分39秒6）

JRAオープンクラスから２走前に転入し、転入初戦こそ２桁着順だったものの、前走大井１６００ｍは勝ち馬から０.６秒差の４着。適距離に戻れば実力を発揮できることを示した形で、今回も注目。前走、外枠で好成績を残しているだけに、この枠順でも問題なし。

【マイルグランプリ過去10年データ】

★過去10年人気別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１番人気【３-１-２-４】３０%　４０%　６０%
２番人気【２-２-１-５】２０%　４０%　５０%
３番人気【１-１-２-６】１０%　２０%　４０%
４番人気【１-１-０-８】１０%　２０%　２０%
５番人気【２-２-２-４】２０%　４０%　６０%
６番人気以下【１-３-３-９８】１%　３.８%　６.７%

4番人気を除く、全ての人気で1～3着の経験がある。唯一、4番人気馬のみ3着が0回だが、優勝1回、2着1回と、他の人気と比較しても全く劣らない成績を残している。信頼度は僅かに1番人気馬が高いものの、データ上では大混戦。

★過去10年性別別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

牡・セン【１０-９-１０-１１７】６.８%　１３%　１９.９%
牝【０-１-０-８】０%　１１.１%　１１.１%

牡馬・セン馬が合計10勝、2着9回、3着10回と準パーフェクト。牝馬は出走頭数自体が少なく、2012年にラインジュエルが10番人気で2着に激走したのみ。

★過去10年馬齢別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

３歳【１-０-１-４】１６.７%　１６.７%　３３.３%
４歳【３-２-２-１１】１６.７%　２７.８%　３８.９%
５歳【１-２-２-１７】４.５%　１３.６%　２２.７%
６歳【３-２-１-２６】９.４%　１５.６%　１８.８%
７歳以上【２-４-４-６７】２.６%　７.８%　１３%

4歳馬の成績がすこぶる良い。2019年、2020年の連覇を含め、直近5年だけで4連対(2着2回)を果たしている。
過去10年の勝率16.7%は3歳馬と並んで1位タイ、連対率27.8%は堂々の1位だ。

★過去10年所属別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

浦和【０-１-１-１５】０%　５.９%　１１.７%
船橋【２-２-１-２９】５.９%　１１.８%　１４.７%
大井【６-７-７-７２】６.５%　１４.１%　２１.７%
川崎【２-０-１-９】１６.７%　１６.７%　２５%

地元の「大井所属馬」が6勝、2着7回、3着7回。連対を外した年は過去10年で2回のみという安定。軸は大井所属馬から攻めるのが妥当か。

★過去10年枠順別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１枠【１-１-４-１２】５.６%　１１.１%　３３.３%
２枠【０-４-１-１３】０%　２２.２%　２７.８%
３枠【１-０-２-１６】５.３%　５.３%　１５.８%
４枠【４-２-１-１３】２０%　３０%　３５%
５枠【０-２-１-１７】０%　１０%　１５%
６枠【４-０-０-１６】２０%　２０%　２０%
７枠【０-１-１-１８】０%　５%　１０%
８枠【０-０-０-２０】０%　０%　０%

8枠は完全な死枠。上位は内枠勢に集中している。昨年こそ「6枠」「5枠」のワンツーだったが、直近5年では唯一のフルゲート(16頭)割れだった(4枠以降が2頭)。大井のマイル戦は直線の短い「内回りコース」が使用されることもあり、内枠勢がやや優勢となっているのかもしれない。ただ、今年もフルゲート割れなのがポイントになりそう。

【マイルグランプリ最終予想】

今回の本命馬は1頭になります。

本命
◎ ●●●●●

対抗
○ グレンツェント
○ コパノジャッキー
○ ベンテンコゾウ

相手
△ ２、４、６、１２

↓↓↓本命はこの馬↓↓↓

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本命馬見解

本命は●●●●●です。枠順だけが不安ですが、実力的には抜けている。ここは素直に本命に推したいと思います。前走、あわや落馬というほどのスタートでの躓きから、直線で猛然と追い込んでの完勝。その激走から間隔も空いており、疲れは抜けているはず。しかも今回は得意の大井コース。前に行く馬が多いだけにペースが速くなりそうですが、そもそもの能力が高いだけに、ペースが速くなっても問題無し。どの位置取りからもレースを進められる点も強みです。相手選びが難しいですが、先行勢に有利な大井１６００ｍという点を措いたとしても、これだけ前に行く馬が多いので、後ろから行く馬を狙います。ただ、前残りの可能性もあるので、買い目は変則フォーメーションで勝負。以上の点から今年の【マイルグランプリ】本命馬とさせていただきます。

対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。

人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【過去Twitter買い目実績】

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中京10R【鳳雛ステークス】
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— 人生万馬券狙い (@jinseimanbaken) May 23, 2021

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