【ラジオNIKKEI賞2021調教見解】今年も荒れるの間違いなし！？混戦重賞の有力馬調教見解と合わせてデータを公開！！

7月4日(日)、福島競馬場にて【ラジオNIKKEI賞】が開催されます。かつては残念ダービーと言われましたが、ここを勝って秋のクラシック出走する有力馬が今では出走しています。今年も重賞級のメンバーが揃いました。秋競馬に続く重要な一戦になります。ここはしっかりと馬券を当てにいきたいです。有力馬調教見解と合わせて、過去データを載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【ラジオNIKKEI賞各馬見解】

２０２１年７月４日（日）
福島競馬１１レース（１５時４５分発走） 
第７０回ラジオNIKKEI賞（ＧⅢ） 
福島芝１８００m ３歳ハンデ戦

アサマノイタズラ

（牡3歳 父ヴィクトワールピサ・母ハイタッチクイーン）

前走：皐月賞16着（中山芝2000m：2分03秒6）

１週前追い切りですが、２週続けて併走馬に煽られ気味ではあるものの、立て続けに自己ベストを塗り替えるなど、負荷という面ではバッチリですし、終いの脚が鈍っているわけではないと思うので、個人的にはここまでの過程を高く評価しています。しっかり追われたこのひと追いふた追いで変わってくると思います。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６９.５-５３.７-３９.６-１１.９）（馬なり）ワーケア（末強め）の外０.６秒先行・同入と終い重視も良い動きでしたし、攻め動くタイプとはいえ上々の内容だったと思います。ここまでかなり意欲的に乗り込まれてきましたし、全体的に見ても良い出来にあるとみていますので、力は出せる態勢にあるとみています。

ヴァイスメテオール

（牡3歳 父キングカメハメハ・母シャトーブランシュ）

前走：プリンシパルステークス4着（東京芝2000m：1分59秒8）

１週前追い切りの内容ですが、併用でしっかり乗れていますし、追い切りは長めをハードに追われました。良くなるのは秋以降、距離はもう少し長い方が良いとのコメントも出ていますが、ここに向けて順調に仕上がりは進んでいる印象です。前走から大幅上昇という感じではないものの、良い状態を保てていると感じます。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６８.９-５３.４-３８.９-１２.４）（馬なり）ミアマンテ（馬なり）の外０.３秒先行・同入とグンと上向いた様子はないものの、引き続き良い出来は保てているという印象です。全体的に眺めても良い内容が並んでいますし、前走以上のパフォーマンスを望んでも良さそうです。

グランオフィシエ

（牡3歳 父キングカメハメハ・母マーブルカテドラル）

前走：3歳以上1勝クラス1着（東京芝2000m：1分59秒0）

１週前追い切りですが、中２週のため軽めの調整程度です。最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。最終追い切りでは（美浦ポリ５ハロン６９.７-５３.８-３９.４-１２.２）（馬なり）エフェクトオン（馬なり）の外０.７秒先行・同入と動きは良いものの、大きく変わってきた様子はありません。引き続き体調キープという印象です。

シュヴァリエローズ

（牡3歳 父ディープインパクト・母ヴィアンローズ）

前走：皐月賞11着（中山芝2000m：2分02秒4）

１週前追い切りの内容ですが、攻め動くタイプらしく良い内容を消化出来ていますし、順調に仕上がりは進んでいる印象です。個人的にはまだ奥がある馬だとは思っていますが、現状でも悪くない出来にあると思います。最終追い切りでは（栗東CW６ハロン８０.９-６５.５-５０.９-３７.６-１１.９）（馬なり）エンデュミオン（直一杯）の内０.９秒先行・アタマ遅れと併走馬に遅れたものの、良い時と比較しても遜色ありませんし、良い仕上がりで出走できるのではないでしょうか。レベルの高い併せ馬も消化できています。

スペシャルドラマ

（牡3歳 父エピファネイア・母アドマイヤキュート）

前走：プリンシパルステークス6着（東京芝2000m：1分59秒9）

１週前追い切りでは、大きく変わってきたという様子はないものの、攻め量は豊富ですし、追うごとに良くなってきている印象を受けます。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６７.３-５２.８-３８.３-１２.１）（馬なり）と攻め動くタイプらしく良い内容を消化してきましたし、好仕上がりにあるとみています。個人的には前走以上の仕上がりにあるとみています。

タイソウ

（牡3歳 父モーリス・母セラミックガール）

前走：メルボルントロフィー1着（中京芝2200m：2分14秒6）

１週前追い切りですが、前走からそこまで変わりはないというイメージですが、引き続き良い状態は保てていると思います。まだ良くなってきて良いと思いますし、個人的には素質十分だと思っています。最終追い切りでは（栗東ＣＷ６ハロン８５.３-６８.７-５２.６-３７.７-１１.７）（直強め）と大きく変わってきた様子はないものの、引き続き良い状態を保てているという印象です。

ノースブリッジ

（牡3歳 父モーリス・母アメージングムーン）

前走：青葉賞13着（東京芝2400m：2分26秒9）

１週前追い切りですが、終い重視の内容が目立つものの、動きは良いですし、相変わらず本数を乗れているという点は評価したいです。最終追い切りでは（栗東坂路５ハロン６５.７-５０.９-３８.１-１２.３）（馬なり）シネマトグラフ（末強め）の内０.９秒追走・０.２秒先着と前走からグンと変わってきた様子はないものの、引き続き出来は良いと感じます。ただ、中山での勝ち方が印象的でしたから、東京よりも福島の方が向いてそうなイメージはありますし、見直せる状況下にはある１頭なのかなと思っています。

プレイイットサム

（牡3歳 父クロフネ・母ナリタカサブランカ）

前走：山藤賞1着（中山芝2000m：2分01秒0）

１週前追い切りですが、坂路主体も良く乗れていますし、こなしている内容も良いです。追うごとに良くなってきているという印象ですし、デビュー以来１番の仕上がりで挑めるのではないかと感じています。最終追い切りでは（栗東ＣＷ６ハロ８３.６-６５.８-５１.０-３７.６-１２.８）（一杯）ヴァンケドミンゴ（一杯）の外１.１秒先行・０.６秒遅れとウッドチップコースではもう少し動けて良い馬だとは思うのですが、そこまでの上昇は感じ取れず。個人的にはもう少し動いてきて欲しかったというのが本音です。

ボーデン

（牡3歳 父ハービンジャー・母ボージェスト）

前走：スプリングステークス3着（中山芝1800m：1分52秒3）

１週前追い切りですが、併用で乗り込まれ、１週前追い切りは長めをハードに追われました。本数はやや少なく感じるものの、動きは良いです。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６９.７-５４.０-３９.３-１２.０）（馬なり）ゴルコンダ（馬なり）の内０.２秒追走・同入とグンと上向いてきた様子はないものの、引き続き出来は保てているという印象です。

リッケンバッカー

（牡3歳 父ロードカナロア・母シティウェルズ）

前走：NHKマイルカップ4着（東京芝1600m：1分32秒2）

１週前追い切りですが、３週続けて坂路での良い内容が目立っています。グンと上向いてきた様子こそないものの、状態は高いレベルで安定していると思いますし、現状でも力は出せる出来にあるとみています。最終追い切りでは（栗東坂路４ハロン５４.３-３７.８-２４.６-１２.１）（末強め）ヴァランシエンヌ（一杯）を０.８秒追走・同入と坂路で動くタイプらしく良い内容だったと思います。良い時との比較でも大して遜色はありませんし、力は出せると思います。ただ、今回は１ハロン延長が鍵になりそうです。

ロードトゥフェイム

（牡3歳 父マツリダゴッホ・母ラドランファーマ）

前走：スプリングステークス8着（中山芝1800m：1分52秒8）

１週前追い切りですが、動きは悪くないのですが、攻めは良く動くタイプという認識ですので、まだまだ良くなってきて良いのではという印象があります。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６９.１-５３.９-３９.７-１３.１）（馬なり）シロイスズメ（強め）の内０.４秒追走・同入と個人的にはもっと動けて良い馬という認識ですが、動きは悪くないものの、そこまで変わりなくという感じです。

ワザモノ

（牡3歳 父マツリダゴッホ・母モトヒメ）

前走：橘ステークス5着（中京芝1400m：1分21秒0）

１週前追い切りですが、併用でしっかり乗り込まれており、良い状態を保てているというイメージです。追い切りはしっかり追われているようですし、このひと追いで更に仕上がりは進んできそうな印象です。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６８.５-５２.６-３９.８-１２.２）（Ｇ前仕掛け）ハーグリーブス（馬なり）の内０.６秒追走・同入と２週続けて良く動けていると思いますし、良い仕上がりでレースに迎えると思います。距離延長はどうかも、仕上がり的には魅力的な１頭だと思っています。

【ラジオNIKKEI賞特選注目馬】

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特選注目馬見解

１週前追い切りの内容ですが、追い切りは長めをしっかり追われ、最後まで集中を切らさず走れていた点に好感が持てます。全体の時計も上々でしたし、終いの反応も良かったので、ある程度評価して良いものだったのではないかと思います。最終追い切りでは（美浦南Ｗ５ハロン６８.３-５１.９-３７.５-１２.１）（馬なり）ハムレボ（馬なり）の内０.８秒追走・同入と２週続けてしっかり動いてきましたし、ここに向けて良い出来にあるとみています。個人的にはデビュー以来１番と言っても良いくらいの出来にあると思っていますので、恐らく人気は無いですが、チャンス十分の１頭とみています。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【ラジオNIKKEI賞過去10年データ】

★過去10年人気別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１番人気【２-３-０-５】２０%　５０%　５０%
２番人気【３-１-０-６】３０%　４０%　４０%
３番人気【２-０-０-８】２０%　２０%　２０%
４番人気【０-１-０-９】０%　１０%　１０%
５番人気【１-０-３-６】１０%　１０%　４０%
６番人気【０-０-２-８】０%　０%　２０%
７番人気【０-１-１-８】０%　１０%　２０%
８番人気【２-１-０-７】２０%　３０%　３０%
９番人気【０-２-２-６】０%　２０%　４０%
二桁人気【０-１-２-５６】０%　１.７%　５.１%

どこからでも狙える大混戦。また、近年7番人気以下の馬が毎年1頭以上馬券になっている。また、当日二桁人気で前走1勝クラスに出走した馬は【0-0-0-21】と馬券に絡んでいない。

★過去10年所属別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

関東【６-７-６-７１】６.７%　１４.４%　２１.１%
関西【４-３-４-４８】６.８%　１１.９%　２０.９%

出走頭数に差はあるものの、率ベースだと差はない。

★過去10年前走人気別成績★

成績　勝率　連対率　複勝率

１番人気【３-２-１-１８】１２.５%　２０.８%　２５%
２番人気【１-０-１-１３】６.７%　６.７%　１３.３%
３番人気【２-１-１-１０】１４.３%　２１.４%　２８.６%
４番人気【１-２-０-９】８.３%　２５%　２５%
５番人気【１-０-０-１０】９.１%　９.１%　９.１%
６〜９番人気【０-２-７-３４】０%　４.７%　２０.９%
二桁人気【２-３-０-２５】６.７%　１６.７%　１６.７%

前走人気はあまり関係ない。基本どこからでも狙える。

★過去10年性別別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

牡・セン【１０-９-１０-１０１】７.７%　１４.６%　２２.３%
牝【０-１-０-１８】０%　５.３%　５.３%

出走頭数に差はあるものの、基本的には牡馬優勢。牝馬唯一の馬券内は2016年9番人気2着のダイワドレッサーのみ。

★過去10年枠順別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１枠【２-１-１-１３】１１.８%　１７.６%　２３.５%
２枠【２-３-３-９】１１.８%　２９.４%　４７.１%
３枠【１-１-２-１３】５.９%　１１.８%　２３.５%
４枠【０-１-０-１７】０%　５.６%　５.６%
５枠【１-１-１-１７】５%　１０%　１５%
６枠【１-２-０-１７】５%　１５%　１５%
７枠【２-０-１-１７】１０%　１０%　１５%
８枠【１-１-２-１６】５%　１０%　２０%

内枠の成績が良い。特に2枠の成績が抜けている。また、今年は福島開催が地震の影響により新潟開催になった事もあり、芝状態がかなり良く、開幕週の今回はより内枠優勢になる可能性が高い。

★過去10年前走クラス別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１勝クラス【３-４-４-４８】５.１%　１１.９%　１８.６%
２勝クラス【１-０-２-１０】７.７%　７.７%　２３.１%
OP・L【３-３-１-２２】１０.３%　２０.７%　２４.１%
GⅢ【０-０-０-５】０%　０%　０%
GⅡ【３-０-０-１５】１６.７%　１６.７%　１６.７%
GⅠ【０-３-３-１８】０%　１２.５%　２５%

前走GⅢ組が全滅。ただ、今年は前走GⅢ組はいない。あとはどこからでも狙える混戦。また、前走1400ｍ以下のレース出走馬は【0-0-0-4】、前走ダービー以外のGⅢ以上レースで二桁人気で二桁着順の馬は【0-0-0-7】と馬券に絡んでいない。

★過去10年前走着順別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

１着【５-４-３-４８】８.３%　１５%　２０%
２着【０-２-１-５】０%　２５%　３７.５%
３着【１-１-０-４】１６.７%　３３.３%　３３.３%
４着【１-０-０-８】１１.１%　１１.１%　１１.１%
５着【０-０-０-７】０%　０%　０%
６〜９着【３-２-３-１９】１１.１%　１８.５%　２９.６%
二桁着順【０-１-３-２８】０%　３.１%　１２.５%

前走1着or前走6〜9着馬の成績が良い。また、前走国内GⅠ以外で5着以下の馬は【0-0-0-34】と馬券に絡んでいない。

★過去10年脚質別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

逃げ【１-１-３-６】９.１%　１８.２%　４５.５%
先行【４-５-２-２７】１０.５%　２３.７%　２８.９%
差し【４-２-２-４５】７.５%　１１.３%　１５.１%
追込【１-２-３-４０】２.２%　６.５%　１３%

出走頭数に差はあるが、逃げ、先行馬有利。後方で競馬する馬は基本的に早めに動かないと馬券にならない。

★過去10年上がり3ハロン別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

１位【３-３-２-２】３０%　６０%　８０%
２位【３-１-１-６】２７.３%　３６.４%　４５.５%
３位【２-１-２-９】１４.３%　２１.４%　３５.７%
５位以内【１０-７-７-３０】１８.５%　３１.５%　４４.９%
６位以下【０-３-３-８９】０%　３.２%　６.３%

速い上がりを使える馬が成績に直結するレース。上がりが使えないと勝負にならない。

★過去10年ハンデ別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

５１キロ以下【０-０-０-１５】０%　０%　０%
５２キロ【０-０-１-７】０%　０%　１２.５%
５３キロ【１-２-５-３３】２.４%　７.３%　１９.５%
５４キロ【５-３-２-３６】１０.９%　１７.４%　２１.７%
５５キロ【２-５-１-９】１１.８%　４１.２%　４７.１%
５６キロ【１-０-１-１５】５.９%　５.９%　１１.８%
５６.５キロ【１-０-０-０】１００%　１００%　１００%
５７キロ以上【０-０-０-４】０%　０%　０%

斤量が重すぎる馬、軽すぎる馬は全滅。斤量53〜55キロ組が狙い目か。

この様なデータがありますが、今回データを突破した馬は……

★ヴァイスメテオール
★プレイイットサム
★ボーデン
★リッケンバッカー
★ロードトゥフェイム
★タイソウ
★ノースブリッジ
★グランオフィシエ

上記の8頭になります。

残念ながら調教での特選注目馬がテータ突破馬に該当していません…。調教を取るかデータを取るかで悩みますが、以上が【ラジオNIKKEI賞】過去10年データとなります。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます！！