【アフター5スター賞2021最終見解】夏季スプリント戦線クライマックス!混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?

【アフター5スター賞2021最終見解】夏季スプリント戦線クライマックス!混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?

9月7日(火)、大井競馬場にて【アフター5スター賞】が開催されます。JBCスプリントを見据えた一戦!夏季のスプリント戦線はいよいよクライマックスと同時に、秋以降のビッグレースを占う重要な一戦になります。1着賞金は1300万円。今年は王者から、勢いのある3歳馬まで、粒ぞろいの好メンバーが揃いました。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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アフター5スター賞各馬見解】

2021年9月7日(火)
大井競馬11レース(20時10分発走) 
第28回アフター5スター賞(S3) 
大井ダート1200m 3歳以上別定量

今年の出走馬は14頭。出走馬はこちら

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エンジェルパイロ

(牝4歳 父パイロ・母エンジェルツイート)

前走:アフター5スター賞トライアル2着(大井ダート1200m:1分12秒0)

前走のトライアルレースは、逃げ粘って勝ち馬から0.2秒差の2着の好結果。ハナにこだわる馬ではないが、好枠を引いて、レース運びは楽になりそう。53キロの軽量も魅力ではあるが、鬼門の1枠でどうなるかがポイントになる。

ドリームドルチェ

(牡9歳 父マイネルラヴ・母オリジナルデザート)

前走:流星賞6着(大井ダート1000m:59秒7)

9歳馬ながら、春先には名古屋の重賞を制し、ダートグレードレースで3着。前々走・前走は明らかに距離が短かったので参考外。末脚は強烈で、浦和所属馬の成績は芳しくないが、大井1200mなら改めて見直したい。

セイジミニスター

(牡6歳 父シニスターミニスター・母マルハチリプリー)

前走:アフター5スター賞トライアル5着(大井ダート1200m:1分12秒3)

大井1200mしか走ったことがないという特異な経歴の馬。ただ、その大井1200mで10勝を挙げており、前走のトライアルも勝ち馬から0.5秒差の5着とそこまで離されてはいない。騎手が決め打ちのレース運びをすると怖い一頭である。

マースインディ

(牡6歳 父カジノドライヴ・母ミヤビアルカディア)

前走:マイルグランプリ6着(大井ダート1600m:1分40秒5)

大井1200mは【1-1-1-3】で、どちらかというと、1400mや1600mで活躍している印象。後ろからでも、中団からでもレースができる器用さは魅力的だが、いかんせん持ち時計が足りない。鞍上が怖いが、見送りで問題ないだろう。

ニシノレオニダス

(牡4歳 父ヨハネスブルグ・母バラッドローズ)

前走:アフター5スター賞トライアル1着(大井ダート1200m:1分11秒8)

中央から転入後、大井1200mで【3-1-0-0】とパーフェクト連対。前走トライアルを制し勢いもあり、笹川騎手鞍上で55キロは魅力的。メンバーレベルが上がるが期待が持てる一頭であることは間違いない。

ナリタスターワン

(牡9歳 父ショウナンカンプ・母ボーンスター)

前走:クラスターカップ7着(盛岡ダート1200m:1分13秒8)

9歳馬で大井1200mの持ち時計は1分14秒3と、1分11秒台がザラにいるメンバー内ではさすがに見劣りする。ここは見送りで問題ない。

コパノフィーリング

(牝4歳 父ヘニーヒューズ・母マザイ)

前走:習志野きらっとスプリント1着(船橋ダート1000m:58秒6)

前走の習志野きらっとスプリントは圧巻のレース内容。類い稀なるスピードの才能を見せつけた。大井1200mは初挑戦となるが、JRA時代も右回りで3勝を挙げており、56キロの斤量だけこなせれば当然馬券圏内。

ブルミラコロ

(牡9歳 父キンシャサノキセキ・母キングスミール)

前走:流星賞4着(大井ダート1000m:59秒3)

元JRAオープンクラスだが、大井転入後は10戦していまだ馬券内が2回のみ。ただ、そのうちの1回は大井1200mだけに、現時点でのベスト条件ではある。持ち時計が極端に見劣るわけでもないので、穴には一考したい。

アヴォンリー

(牝5歳 父ヘニーヒューズ・母ラヴァーズレーン)

前走:オーガスト賞10着(大井ダート1600m:1分42秒9)

JRA3勝クラスから大井に転入して3戦を消化し5→4→10着。前走は1600mで明らかに距離が長い感じがしたので、再びの距離短縮はプラス材料。53キロの軽量を活かして、前が崩れる流れになれば浮上の目もありそうではあるが、馬券的には見送りたい。

ワールドリング

(牡3歳 父トゥザワールド・母スパイラルリング)

前走:優駿スプリント1着(大井ダート1200m:1分12秒1)

中距離路線を進んでいたが、前走優駿スプリントで見事な勝利。勝ち時計も優秀で、スプリント能力の高さを見せる格好になった。前が速くなりそうな展開が予想されるだけに、上手く捌ければこのメンバーでも上位争いは可能。

トーセンレビュー

(牡4歳 父トーセンブライト・母トーセンオーキッド)

前走:金沢スプリントカップ1着(金沢ダート1400m:1分26秒4)

前走金沢の重賞で見事にまくりきっての勝利。ただ、鞍上の好プレーが光った形で、小回り向きの感が否めない。力はある馬だが、この舞台では積極的に狙えないので、見送りで問題ないだろう。

クルセイズスピリツ

(牡6歳 父サウスヴィグラス・母クルセイズ)

前走:流星賞1着(大井ダート1000m:58秒8)

大井1000mのレコードホルダーだが、1200mでも展開がハマれば強い馬。持ち時計はメンバー中No.2で、57キロもこなせる。同型馬との兼ね合い次第ではあるが、上位争いも可能。

プレシャスエース

(牡8歳 父マツリダゴッホ・母プレシャスドロップ)

前走:トワイライトカップ1着(浦和ダート1400m:1分27秒0)

8歳馬ながら、近5走で3勝を挙げており、JRA3勝クラスの実力は示している。ただ、浦和での好走が目立ち、大井1200mは1回だけ走って、持ち時計は1分15秒台。強力な同型馬がすぐ内の枠にいるだけに、強気にはなれない。ここは見送りで問題ない。

サブノジュニア

(牡7歳 父サウスヴィグラス・母サブノイナズマ)

前走:東京スプリント2着(大井ダート1200m:1分11秒5)

昨年のこのレースの覇者で、昨年のJBCスプリントを制したJpnI馬。前走東京スプリントで、不利な馬場状態にもかかわらずリュウノユキナとタイム差なしの2着。今回のメンバーであれば、大井1200m適性では頭2つくらい抜けているのは間違いない。リピーターでもあり、普通に走れば馬券内は濃厚。大外枠と59キロの斤量がポイントとなりそう。

アフター5スター賞過去10年データ】

▼データ分析のポイント

・1番人気馬は1着 or 4着以下
・3歳馬はやや劣勢
・リピーターレース
・トライアル連対馬は好走率が高い

★過去10年人気別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

1番人気【5-0-0-5】50% 50% 50%
2番人気【1-2-1-6】10% 30% 40%
3番人気【1-1-2-6】10% 20% 40%
4番人気【0-2-2-6】0% 20% 40%
5番人気【0-2-1-7】0% 20% 30%
6番人気以下【3-3-4-87】3.1% 6.1% 10.3%

過去10年で1番人気馬は5勝、4着以下5回とピンかパーの両極端な結果になっている。現在1番人気馬は3連覇中と人気に応えているが、さて今年はどうなるだろうか。その他、目を引くところでは6番人気以下の3勝、2着3回、3着4回。直近3年は上位人気馬が3着内を独占しているものの、ほぼ毎年のように好走馬を送り出している。ここが馬券のポイントになりそう。

★過去10年性別別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

牡・セン【9-10-8-100】7% 14.9% 21.2%
牝【1-0-2-17】5% 5% 15%

牡・セン馬の成績が圧倒的。牝馬の1勝は2013年3歳馬ハードデイズナイト。3歳スプリント王決定戦【優駿スプリント】から重賞連勝を決めている。また、昨年は優駿スプリント2着の3歳牝馬ブロンディーヴァが3着に好走したように、斤量が軽く、勢いのある牝馬には注目となる。

★過去10年馬齢別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

3歳【1-0-1-7】11.1% 11.1% 22.2%
4歳【1-0-2-11】7.1% 7.1% 21.4%
5歳【1-1-3-21】3.8% 7.7% 16%
6歳【2-4-2-27】5.7% 17.1% 22.8%
7歳以上【5-5-2-51】7.9% 15.9% 19%

過去10年で3歳馬は9頭が参戦して1勝、3着1回。ちなみに昨年3着のブロンディーヴァは斤量51kgでの出走。ただし、データ上では古馬が優勢となっており、とりわけ7歳以上は5勝、2着5回、3着2回と好成績。2017年~2019年に3連覇を達成したキタサンミカヅキは7歳~9歳時の成績だ。

★過去10年所属別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

浦和【2-0-0-15】11.8% 11.8% 11.8%
船橋【3-5-3-26】8.1% 21.6% 29.7%
大井【4-4-5-70】4.8% 9.6% 11.3%
川崎【1-1-2-6】10% 20% 40%

勝ち馬は大井所属馬が4頭と多いが、船橋所属馬の成績が抜群。過去10年では3勝、2着5回、3着3回。大井と船橋の各所属馬を合わせると、過去10年で7勝、2着9回、3着8回にもなる。基本はここから馬券を組むのがベスト。また、特定の馬が連続して活躍するいわゆる【リピーター】が多いのも、このレースの特徴だ。

★過去10年枠順別成績★

成績  勝率  連対率  複勝率

1枠【1-0-1-12】7.1% 7.1% 14.2%
2枠【0-2-1-14】0% 11.8% 17.6%
3枠【2-1-1-14】11.1% 16.7% 22.2%
4枠【3-1-2-13】15.8% 21.1% 31.5%
5枠【1-1-2-16】5% 10% 20%
6枠【1-1-1-17】5% 10% 15%
7枠【2-3-1-14】10% 25% 30%
8枠【0-1-1-17】0% 5.3% 10.5%

それほど差はないが、3〜7枠の真ん中寄りの枠番が勝利する傾向にある。昨年こそ鬼門となっていた1枠が勝利したが、2011年~2019年の9年間は3~7枠が勝利を手にしている。ちなみに、昨年の優勝馬サブノジュニアですが、過去、このレースには3回挑戦しているが、いずれのレースも1枠からの出走となっている。

コインチェック

アフター5スター賞最終予想】

今回の本命馬は1頭になります。

本命
◎ ●●●●●

対抗
○ ドリームドルチェ
○ ニシノレオニダス
○ サブノジュニア

相手
△ 1、7、8、12

↓↓↓本命はこの馬↓↓↓

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本命馬見解

本命は●●●●●です。やはり今回のメンバーは、前に行く馬が多すぎる。しかも有力馬ばかり。正直これではペースが落ち着くとは思えません。前に行く馬が苦しくなる展開は明らかでしょう。そうなるとこの馬の出番があっても良いと判断。前走の末脚は目を引くものがありました。それに加えて月曜日の大井競馬場は、前半こそ前残りが目立ちましたが、後半差し競馬になっていました。当日も同じ様な馬場傾向になる可能性が高い点もプラス。ただ、末脚自慢の馬が多く、地力上位の馬もいますので、今回馬券は頭固定は買わずに、2、3着固定で勝負します。素直に頭固定でも馬券妙味はありますので、アレンジしていただければと思います。以上の点から今年の【アフター5スター賞】本命馬とさせていただきます。

対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。

人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【過去Twitter買い目実績】

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【note予想始めました】

以前から有料予想を始めてほしいというお話をいただいており、noteにて有料予想始めました。350円で3〜5レースほどの買い目を公開していますので、こちらの方も是非フォローお願いします!

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