【エルムステークス2021調教見解】秋に繋がる夏のダート1700ｍレース！！有力馬調教見解と合わせてデータを公開！！

8月8日(日)、函館競馬場にて【エルムステークス】が開催されます。今年はオリンピック開催に伴い、8年ぶりに函館競馬場で開催されます。函館と札幌では条件が違いますので、それがどう影響してくるのか注目ポイントになりそうです。今年も混戦ではありますが、ここはしっかりと馬券を当てにいきましょう。有力馬調教見解と合わせて、過去データを載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。

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【エルムステークス出走各馬見解】

２０２１年８月８日（日）
函館競馬１１レース（１５時３５分発走） 
第２６回エルムステークス（ＧⅢ） 
函館ダート１７００m ３歳以上別定量

アメリカンシード

（牡4歳 父Tapit・母Sweet Talker）

前走：平安ステークス2着（中京ダート1900m：1分55秒7）

１週前追い切りの内容ですが、併用で乗り込まれていますし、ここに向けて順調に仕上がりは進んでいるという印象です。ただ、まだ奥はありそうで、最終追い切りの内容で判断したいです。最終追い切りでは（函館ダート５ハロン68.8-53.6-39.0-11.8）（馬なり）と伸びも良かったですし、ゴールしてからもいい走りをしていました。気負ったところもなかったし、ゆったりと走れていてここに向けてしっかり作られている印象です。

ウェスタールンド

（セ9歳 父ネオユニヴァース・母ユーアンミー）

前走：プロキオンステークス9着（小倉ダート1700m：1分41秒8）

１週前追い切りですが、坂路で良く乗り込まれていますし、追い切りの動きも悪くありません。ただ絶好時と比べるとどうかという感じはある。最終追い切りでは（函館ダート６ハロン８１.６-６７.３-５３.２-３８.８-１２.０）（馬なり）とダートコースでいい動きでしたし、昨年同時期と比較しても遜色ない仕上がりにあるとみています。もちろん休み明けの前走よりも出来は上向きとみていますし、力は出せると思います。

オメガレインボー

（牡5歳 父アイルハヴアナザー・母ワイキューブ）

前走：、マリーンステークス2着（函館ダート1700m：1分43秒7）

１週前追い切りですが、中３週でもしっかり攻めれていますし、ここに向けて引き続き体調はキープ出来ているというイメージです。最終追い切り（函館ウッド５ハロン７０.５-５５.２-３９.９-１２.８）（強め）と手前は替わらずも、追われてからの動きはダイナミックでしたし、出来は良好と判断します。ジョッキー付きっきりという点にも好感が持てますし、力は出せる状況と見ています。

ケイティブレイブ

（牡8歳 父アドマイヤマックス・母ケイティローレル）

前走：20年帝王賞6着（大井ダート2000m：2分06秒3）

１週前追い切りですが、１年以上ぶりと久々の実戦にはなりますが、坂路での動きは悪くありません。攻め内容全体を見るといくらか物足りなさは感じます。最終追い切りでは（美浦坂路４ハロン５５.１-４０.７-２６.６-１２.９）（馬なり）サノノショウグン（一杯）を０.７秒追走・０.２秒先着と追い切りの動きは悪くはないものの、全体的に見るとイマイチ強調材料には欠けるというイメージです。さすがに休み明け感はあると思っています。

スワーヴアラミス

（牡6歳 父ハーツクライ・母ベイトゥベイ）

前走：マリーンステークス1着（函館ダート1700m：1分43秒7）

１週前追い切りですが、絶好時との比較ではどうかも、前走以上という印象を受けていますし、出来は上向きと判断しています。最終追い切りでは（函館ウッド５ハロン６６.９-５２.２-３８.９-１３.０）（馬なり）と前走以上の出来だと思っていますし、ここに向けて力は出せる出来にあるとみています。ただ、絶好時との比較では一枚落ちかなとは感じます。

ソリストサンダー

（牡6歳 父トビーズコーナー・母ラヴソースウィート）

前走：かしわ記念2着（船橋ダート1600m：1分39秒3）

１週前追い切りですが、攻めはしっかり動ける馬という認識ですので、その点を踏まえるとやや物足りませんが、追うごとに上向いてきているとは思います。最終追い切りでは（函館ウッド５ハロン６８.３-５３.０-３９.０-１２.４）（一杯）テーオーラフィット（馬なり）の外０.９秒先行・０.１秒遅れと併せた相手に遅れはしたものの、動く相手でしたし、この馬自身はしっかりとした脚取りで動けていましたので、そこまで遅れた点は気にしなくて良いかなとは思います。追うごとに良化を感じ取れていますし、引き続き力を出せる状況にあるとみています。

タイムフライヤー

（牡6歳 父ハーツクライ・母タイムトラベリング）

前走：マリーンステークス12着（函館ダート1700m：1分44秒6）

１週前追い切りですが、函館のダートコースで良い動きでしたし、前走を使ってグンと良化していると感じます。ここまでは特にケチの付け所がない攻め過程を歩めています。最終追い切りでは（函館ダート５ハロン６９.９-５３.３-３８.５-１１.７）（馬なり）と終い重視も最後のひと追いまで素晴らしい動きを披露してくれたと思っていますし、ここに向けてメイチの作りにあるとみています。前走からの上積みも相当だと思っていますし、力は出せるとみています。

ダンツキャッスル

（牡5歳 父ルーラーシップ・母ダンツクインビー）

前走：マリーンステークス3着（函館ダート1700m：1分43秒8）

１週前追い切りですが、前走がかなりの出来だったと思っていますので、そことの比較では見劣るものの、今回も攻め動くタイプらしく悪くない内容はこなせていると思います。最終追い切りでは（函館ウッド５ハロン６５.８-５１.５-３７.３-１２.３）（強め）と自己ベストは塗り替えてきたものの、前走からのそこまで変わってきた様子はないかなというイメージです。高いレベルで状態は安定していると思っていますが、個人的には前走の方が僅かながら良い仕上がりだったと思っています。

デルマルーブル

（牡5歳 父パイロ・母カリビアンロマンス）

前走：マーキュリーカップ4着（盛岡ダート2000m：2分07秒8）

１週前追い切りですが、中２週のため時計は出せていません。最終追い切りに重点を置いて評価していきたいです。最終追い切りでは（函館ダート４ハロン５６.８-４１.６-１２.８）（馬なり）と変わってきた様子はなく、状態維持に努めているという印象です。この馬なりに走れる状態ではありそうです。

トップウイナー

（牡5歳 父バゴ・母トップアクトレス）

前走：プロキオンステークス2着（小倉ダート1700m：1分41秒3）

１週前追い切りですが、間隔は詰まっていますが、ここに向けて抜かりなく調整されているという点には好感が持てます。坂路で好内容を消化出来ていますし、引き続き好調を維持していると思います。最終追い切りでは（函館ウッド４ハロン５４.３-４０.０-１２.９）（馬なり）と内容自体は軽くなったものの、動きは悪くないですし、引き続き良い状態にあるとみています。

ロードゴラッソ

（牡6歳 父ハーツクライ・母サッカーマム）

前走：マリーンステークス11着（函館ダート1700m：1分44秒6）

１週前追い切りですが、特に大きく上向いてきたという感じはしないものの、引き続き状態は保てていると思います。併せ馬でも２週続けて先着と具合は良さそうです。最終追い切りでは（札幌ダート６ハロン８４.９-６８.８-５３.７-３９.４-１２.１）（直一杯）エアサージュ（末強め）の内１.４秒追走・同入と特に変わりはなくというイメージで、状態維持に努めているという印象です。まだ良くなってきて良い雰囲気も感じます。

ロードブレス

（牡5歳 父ダノンバラード・母ミステリューズ）

前走：平安ステークス13着（中京ダート1900m：1分57秒5）

１週前追い切りですが、攻めはかなり動けるタイプという認識ですので、過剰に評価はしませんが、順調に仕上がりは進んでいると感じます。ジョッキーが２週続けて跨っているという点にも好感が持てます。最終追い切りでは（函館ウッド５ハロン６６.１-５１.８-３８.４-１２.２）（馬なり）と攻め動くタイプとはいえウッドチップコースで良い内容を消化出来ていますし、ここに向けて好仕上がりにあるとみています。近走の中では１番良い攻め過程を歩めていると思っていますし、ここに向けて色気も十分だと思っています。

ヴェンジェンス

（牡8歳 父カジノドライヴ・母スペシャルクイン）

前走：20年三宮ステークス1着（阪神ダート1800m：1分49秒5）

１週前追い切りですが、併用で乗り込まれており、久々でも仕上がりは順調に進んでいるという印象です。ただ、良い時との比較では一枚落ちという感じもします。最終追い切りでは（函館ウッド５ハロン69.7-54.5-39.6-12.8）（直強め）と栗東でもやっていたので軽めの内容に。内容自体は物足りなさはあるものの、久々の感じはありませんでした。中間もうまく調整できている印象で、久々でも力は出せると思います。

【エルムステークス特選注目馬】

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特選注目馬見解

１週前追い切りの内容ですが、北海道に滞在してしっかり調整されており、こなしている内容からも馬は充実していると感じます。３週続けて好内容を消化出来ており、理想的な攻め過程を歩めていると思います。最終追い切りでは（札幌ダート６ハロン８６.５-７０.２-５３.９-３９.３-１２.２）（馬なり）と良い動きを披露してくれたと思っていますし、最終追い切りとしては文句なしの内容だったと思っています。先週からの良化も感じ取れましたし、前走以上の仕上がりとみていますので、今回の特選注目馬にさせて頂きました。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【エルムステークス過去10年データ】

函館で行われた2013年を除く2010～2020年の過去10年間となります。
今年は函館で行われるため参考程度にご覧ください。

★過去10年人気別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１番人気【３-１-３-３】３０%　４０%　７０%
２番人気【４-２-０-４】４０%　６０%　６０%
３番人気【１-１-１-７】１０%　２０%　３０%
４番人気【１-２-１-６】１０%　３０%　４０%
５番人気【０-１-２-７】０%　１０%　３０%
６番人気【０-０-１-９】０%　０%　１０%
７番人気【１-０-１-８】１０%　１０%　２０%
８番人気【０-１-１-８】０%　１０%　２０%
９番人気【０-０-０-１０】０%　０%　０%
二桁人気【０-１-１-３９】０%　２.４%　４.９%

9番人気が全滅。基本的には1、2番人気を筆頭に上位人気の成績が良い。また、当日11番人気以下だった馬は【0-0-0-31】と馬券に絡んでいない。

★過去10年所属別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

関東【５-３-４-３２】１１.４%　１８.２%　２７.３%
関西【５-７-６-６１】６.３%　１５.２%　２２.８%

出走頭数に差はあるものの、若干関東所属馬の成績が良い。

★過去10年性別別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

牡・セン【１０-１０-１０-９４】８.１%　１６.１%　２４.２%
牝【０-０-０-７】０%　０%　０%

牝馬は全滅。基本的には牡馬・セン馬から軸を選ぶのが無難。

★過去10年前走人気別成績★

成績　勝率　連対率　複勝率

１番人気【４-２-３-８】２３.５%　３５.３%　５２.９%
２番人気【３-０-２-１９】１２.５%　１２.５%　２０.８%
３番人気【１-３-０-７】９.１%　３６.４%　３６.４%
４番人気【１-１-１-８】９.１%　１８.２%　２７.３%
５番人気【１-０-１-１２】７.１%　７.１%　１４.３%
６〜９番人気【０-３-３-２７】０%　９.１%　１８.２%
二桁人気【０-１-０-１８】０%　５.３%　５.３%

前走1番人気の成績が良い。ただ、勝ち馬こそ出ていないものの前走6〜9番人気の成績も良く、ここも荒れる要素の一つとなっている。

★過去10年距離別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１２００m【０-０-０-１】０%　０%　０%
１４００m【０-２-０-１０】０%　１６.７%　１６.７%
１６００m【０-０-０-８】０%　０%　０%
１７００m【７-３-３-４５】１２.１%　１７.２%　２２.４%
１８００m【１-１-２-１４】５.６%　１１.１%　２２.２%
１９００m【１-２-２-３】１２.５%　３７.５%　６２.５%
２０００m【１-２-３-１４】５%　１５%　３０%
２１００m【０-０-０-３】０%　０%　０%
２２００m【０-０-０-１】０%　０%　０%
２５００m【０-０-０-１】０%　０%　０%
２６００m【０-０-０-１】０%　０%　０%

前走1600ｍ組は全滅。前走同距離の成績が良い。また前走1800〜2000ｍの成績も良く、特に前走1900ｍの成績は複勝率62.5%とズバ抜けている。

★過去10年前走着順別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

１着【５-３-２-１６】１９.２%　３０.８%　３８.５%
２着【２-２-４-８】１２.５%　２５%　５０%
３着【１-０-０-９】１０%　１０%　１０%
４着【０-１-２-９】０%　８.３%　２５%
５着【０-１-０-７】０%　１２.５%　１２.５%
６〜９着【１-３-１-２８】３%　１２.１%　１５.２%
二桁着順【１-０-１-２３】４%　４%　８%

前走1、2着の成績が良い。ただそれ以外は基本どこからでも狙える混戦。

★過去10年枠順別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

１枠【１-０-０-９】１０%　１０%　１０%
２枠【１-１-０-８】１０%　２０%　２０%
３枠【１-１-２-１０】７.１%　１４.３%　２８.６%
４枠【３-２-２-１１】１６.７%　２７.８%　３８.９%
５枠【２-２-０-１５】１０.５%　２１.１%　２１.１%
６枠【１-０-３-１５】５%　５%　２０%
７枠【０-１-１-１８】０%　５%　１０%
８枠【１-３-２-１４】５%　２０%　３０%

枠による差はほぼ無い。3、4、8枠の成績がやや抜けている。

★過去10年脚質別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

逃げ【０-１-５-４】０%　１０%　６０%
先行【７-８-２-１２】２４.１%　５１.７%　５８.６%
差し【１-０-２-４７】２%　２%　６%
追込【０-０-１-３８】０%　０%　２.６%

逃げ・先行馬が圧倒的有利。差しや追込は届かない傾向にある。

★過去10年上がり3ハロン別成績★

成績　 勝率　 連対率　 複勝率

１位【５-１-３-２】４５.５%　５４.５%　８１.８%
２位【４-４-０-３】３６.４%　７２.７%　７２.７%
３位【０-３-２-４】０%　３３.３%　５５.６%
５位以内【１-２-１-１８】４.５%　１３.６%　１８.２%
６位以下【０-０-４-７４】０%　０%　５.１%

速い上がりが使える馬が圧倒的に有利。上がり順が下がると成績も下がっている。

★過去10年馬齢別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

３歳【０-０-０-０】０%　０%　０%
４歳【３-１-２-１０】１８.８%　２５%　３７.５%
５歳【６-３-４-２３】１６.７%　２５%　３６.１%
６歳【１-３-３-３２】２.６%　１０.３%　１７.９%
７歳以上【０-３-１-３６】０%　７.５%　１０%

4、5歳馬が中心。6歳以上になるとガクッと成績が下がる。

★過去10年前走クラス別成績★

成績　　勝率　　連対率　　複勝率

２勝クラス【０-０-０-１】０%　０%　０%
３勝クラス【１-０-０-４】２０%　２０%　２０%
OP・L【７-３-３-４９１１.３%　１６.１%　３０%
GⅢ【１-５-２-２２】３.３%　２０%　２６.７%
GⅡ【０-０-０-６】０%　０%　０%
GⅠ【０-０-１-１】０%　０%　５０%
地方【１-２-４-１７】４.２%　１２.５%　２９.２%
海外【０-０-０-１】０%　０%　０%

前走2勝クラス、GⅡ組は全滅。基本前走OP・L組、地方組から攻めるのがベター。また、前走OP特別で7着以下だった馬は【0-0-0-28】と馬券に絡んでいない。

この様なデータがありますが、今回データを突破した馬は……

★アメリカンシード
★ウェスタールンド
★オメガレインボー
★ケイティブレイブ
★スワーヴアラミス
★ダンツキャッスル
★レピアーウィット
★ヴェンジェンス

上記の8頭になります。

特選注目馬がデータ突破馬に該当していますね。ただ、函館開催なのであまり気にはしていないのですが、これがどう出るか。以上が【エルムステークス】過去10年データとなります。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます！！