【日本テレビ盃2021最終見解】軸馬は人気のJRA勢からで正解か!?混戦ムード漂うレースで穴を開ける馬とは?
9月29日(水)、船橋競馬場にて【日本テレビ盃】が開催されます。かつて日本テレビが、日本初の競馬中継を船橋競馬場で実施したことを記念して創設された重賞です。またこのレースは上位人気馬が中心で、2011~2020年の過去10年間で6番人気以下の連対はありません。今年も堅くなりそうな雰囲気しかないですが…それでも地方馬の意地を見せるのか?また、一矢報いる穴馬はいるのか?も気になるところです。各馬見解と合わせて、最後に予想・買い目を載せますので、最後までご覧いただければ幸いです。それでは早速参りましょう。
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【日本テレビ盃各馬見解】
2021年9月29日(水) 船橋競馬11レース(20時05分発走) 第68回日本テレビ盃(JpnⅡ) 船橋ダート1800m 3歳以上別定量
今年の出走馬は11頭。出走馬はこちら。
過去の【日本テレビ盃】のデータについては、【ダートグレード競走特設サイト】がわかりやすいので、こちらを参照していただければと思います。
ダノンファラオ
(牡4歳 父American Pharoah・母クリスプ)
前走:帝王賞9着(大井ダート2000m:2分05秒2)
昨年のこのレースは2番人気ながら7着。春のダイオライト記念を勝っており船橋コースが苦手ということはなさそうだが、どうも成績にムラがある。加えて今回死に枠の1枠。初騎乗の横山武史騎手がどう乗るかがポイントとなりそう。
クリソベリル
(牡5歳 父ゴールドアリュール・母クリソプレーズ)
前走:チャンピオンズカップ4着(中京ダート1800m:1分49秒9)
昨年12月のチャンピオンズカップ以来のレース。実力だけでいえば、三枚くらい抜けているが、右後ろ脚の故障ということで、どの程度の故障かはわからないものの、ここは叩きとみるのが妥当。ただ、鞍上が今年ダートグレード競走において信じられない好成績の川田騎手。逆らうのは得策では無いか。
クインザヒーロー
(牡8歳 父アドマイヤオーラ・母クインオブクイン)
前走:夜長月特別8着(浦和ダート1500m:1分37秒1)
船橋の所属馬ながら、船橋コースは【1-3-0-15】と相性はよくない。前につけられても最後まで持たないケースも多く、後ろからでも伸びきれない。ましてやこの相手では、見送りが妥当。
マイネルキラメキ
(牡6歳 父ステイゴールド・母マイネトゥインクル)
前走:白山大賞典11着(金沢ダート2100m:2分17秒5)
つい先日の白山大賞典にも出走していながら、このレースにも出走。オーナーには悪いが、正直馬を何だと思っているのか聞きたくなるレベル。無事に完走してくれるだけで御の字。
メイショウオオゼキ
(セ11歳 父ハーツクライ・母トランクイルデイズ)
前走:白山大賞典12着(金沢ダート2100m:2分19秒8)
マイネルキラメキ同様に今回も出走。11歳という年齢を考えれば、もはや現役というだけでも凄い。しかもダートグレードレース出走回数記録でも狙っているのだろうかというくらいの出走頻度。この馬も無事に完走してくれるだけで御の字。
クラトリガー
(牡7歳 父アッミラーレ・母クラビッグレディ)
前走:フィリオーソレジェンド7着(船橋ダート1600m:1分43秒6)
最近は自慢の末脚も不発で、後方待機のまま競馬を終えることが多い。得意そうに思える船橋1800mも【0-0-2-3】で、強調材料にはなりえない。メンバーを考えても、ここは見送りが妥当。
シュプレノン
(セ6歳 父キングカメハメハ・母パノラマビューティ)
前走:2018的場文男騎手勝利数新記録賞1着(大井ダート1800m:1分54秒4)
南関オープンクラスだと壁はあるものの、A2-B1クラスではそれなりに力を出せることは前走で証明済み。小杉騎手とのコンビでは【2-0-0-1】と悪くなく、末脚勝負に持ち込めば掲示板くらいは狙える可能性はある。今回馬券内は厳しいだろうが、このレースを経て、自己条件に出てきたときが買いかもしれない。
ノンコノユメ
(セ9歳 父トワイニング・母ノンコ)
前走:帝王賞2着(大井ダート2000m:2分03秒3)
帝王賞以来の出走となるが、久々は問題なく、むしろプラス。9歳馬になるが帝王賞で2着になるなど、馬齢はまったく感じさせない。今回もサルサディオーネが引っ張ってペースが向けば、この馬向きの展開になる可能性も十分考えられる。2年前にはこのレース3着の実績もあり、船橋競馬場も問題なし。
メイショウダジン
(牡4歳 父トワイニング・母エメラルドタワー)
前走:西日本スポーツ杯1着(小倉ダート1700m:1分43秒8)
JRA3勝クラスを勝ちあがって、初の地方ダートグレードレース挑戦。3歳時はオープンクラスでも上位入線していたくらいなので、いきなりでもこのメンバーなら馬券内争いは可能。メンバー構成から展開面でも有利に働きそうではある。
サルサディオーネ
(牝7歳 父ゴールドアリュール・母サルサクイーン)
前走:スパーキングサマーカップ1着(川崎ダート1600m:1分40秒3)
川崎のマイル重賞を連勝。船橋で、しかも1800mはもっとも得意とするコースと言える。ただ、今回は外枠なのが気がかりで、軽量を活かしていかに1コーナーまでにインでハナを取り切れるかがカギとなる。
ラストマン
(牡4歳 父ゴールドアリュール・母プラセンティア)
前走:マーキュリーカップ5着(盛岡ダート2000m:2分07秒8)
前走マーキュリーカップは勝ち馬から2.1秒差の5着で、壁に当たった印象。戦績からも右回り向きで、地方競馬場でのキャリアが浅い菅原騎手が外枠というのも微妙。前が崩れる展開になったときに出番があるとは思うが、そこまで強気にはなれない。
【日本テレビ盃過去10年データ】
▼データ分析のポイント
・とにかく人気サイドで決着が多い
・JRA勢が過去10年で全て勝っている
・5歳馬の成績が特に良い
★過去10年人気別成績★
成績 勝率 連対率 複勝率 1番人気【7-0-2-1】70% 70% 90% 2番人気【0-3-3-4】0% 30% 60% 3番人気【1-6-2-1】10% 70% 90% 4番人気【1-1-2-6】10% 20% 40% 5番人気【1-0-0-9】10% 10% 10% 6番人気以下【0-0-1-65】0% 0% 1.5%
とにかく上位人気で決まるケースが多く、1番人気馬が7勝、2着0回、3着2回で、勝率70%、3着内率は90%と安定している。一昨年までの9回は3着以内が全て4番人気以内で堅い決着が続いていたが、昨年は5→3→7番人気でめずらしく波乱の決着となった。
★過去10年馬齢別成績★
成績 勝率 連対率 複勝率 3歳【1-0-0-2】33.3% 33.3% 33.3% 4歳【2-2-1-7】16.7% 33.3% 41.7% 5歳【4-3-3-7】23.5% 41.2% 58.8% 6歳【2-3-2-21】7.1% 17.9% 25% 7歳【1-1-3-24】3.4% 6.9% 17.2% 8歳以上【0-1-1-25】0% 3.7% 7.4%
5歳馬が4勝、2着3回、3着3回で、3着内率は58.8%と好成績を残している。一昨年は3歳馬、昨年は4歳馬と若い馬が優勝している一方で、7歳馬が5頭、8歳馬が2頭3着以内に入っており、歴戦の古馬にも注目したい。
★過去10年所属別成績★
成績 勝率 連対率 複勝率 JRA【10-10-6-13】25.6% 51.3% 66.7% 大井【0-0-2-4】0% 0% 33.3% 川崎【0-0-0-4】0% 0% 0% 船橋【0-0-2-19】0% 0% 9.5% 浦和【0-0-0-5】0% 0% 0% その他地区【0-0-0-41】0% 0% 0%
地方所属馬は2010年にフリオーソが勝って以来勝ち星からは遠ざかっており、過去10年の連対馬20頭は全てJRA所属馬だった。ただし、船橋所属馬、大井所属馬がそれぞれ2頭ずつ3着に入っていて、連下候補としては地方所属馬も軽視できない。また、JRAの所属別で見ると関西所属馬の成績が圧倒しており、関東【1-4-3-3】、関西【9-6-3-10】と勝率、連対率、複勝率と全ての面で優勢。
★過去10年枠順別成績★
成績 勝率 連対率 複勝率 1枠【0-0-0-9】0% 0% 0% 2枠【0-1-2-6】0% 11.1% 33.3% 3枠【0-1-1-8】0% 10% 20% 4枠【1-2-1-5】11.1% 33.3% 44.4% 5枠【1-3-2-11】5.8% 23.5% 35.2% 6枠【1-0-1-16】5.5% 5.5% 11.1% 7枠【3-1-1-15】15% 20% 25% 8枠【4-2-2-9】23.5% 35.2% 47%
1枠が完全な死に枠。1着馬はすべて5番から外で、内目の枠はまったく来ていない。しかし、2着馬は6番から内が10頭中7頭、3着馬は6番から内が5頭と、必ずしも内枠が不利なわけではない。
★その他ポイント★
リピーターに注目するレース。12年1着のソリタリーキングは翌年も2着、14年1着のクリソライトも翌年2着、17年1着のアポロケンタッキーも翌年2着、そしてサウンドトゥルーは15年1着、16年3着、17年2着、18年3着と4年連続で馬券に絡んだ。リピーターが多いレースで、前年の好走馬には要注目だ。
主力は『JRA所属馬で前年の好走馬』が狙い目。過去10年で馬券に絡んだ4頭の地方馬のうち半数の2頭が4番人気以内の5歳馬であることから、上位人気の地方馬にも目を向けたい。
【日本テレビ盃最終予想】
今回の本命馬は1頭になります。
本命 ◎ ●●●●● 対抗 ○ クリソベリル ○ メイショウダジン ○ サルサディオーネ 相手 △ 1、11
↓↓↓本命はこの馬↓↓↓
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本命馬見解
このレース、展開面を予想すれば、まず十中八九サルサディオーネが前に行きます。どの騎手もサルサディオーネが楽に逃げさせると怖いということは頭に入っているはずですから、しっかりマークして追走するはず。特にダノンファラオ、クリソベリルは枠順もあり、前でサルサディオーネをマークするでしょう。通常であれば交わすイメージがありますが、クリソベリルは故障明け、ダノンファラオはとにかく安定感に欠けるのに加えて死に枠の1枠。ペースが速くて、前が崩れる展開になれば、当然狙いたいのは差し馬。そうなると今回の本命馬が必然的に候補になります。船橋競馬場も問題なく走り、加えてこのレースはリピーターレース。高齢馬ではあるが、順調に使えており、調教も馬齢からは考えられない動きを披露。過去10年高齢馬の勝ち馬はいないが、今回は期待を込めて2、3着固定だけでなく頭固定の馬券も買います。以上が今年の【日本テレビ盃】本命馬とさせていただきます。
対抗は近走実績、データ面から考えて選ばせて頂きました。
人気どころからの勝負になりますので、ガミる可能性があります。なのでアレンジして買うのをオススメします。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
【過去Twitter買い目実績】
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中京10R【鳳雛ステークス】
— 人生万馬券狙い (@jinseimanbaken) May 23, 2021
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note予想はこちらになります。
Twitter、note含め、推奨予想を参考にしていただければと思います。
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